【重要】アネモ会員システム全面リニューアルのお知らせ

映画『サユリ』南出凌嘉、根岸季衣、原作・押切蓮介、監督・白石晃士がお揃いのTシャツで登壇 完成披露試写会実施

画像1

映画『サユリ』(8月23日(金)公開)の完成披露試写会が8月8日(木)に都内映画館で実施され、主演の南出凌嘉、共演の根岸季衣、原作者の押切蓮介、そして白石晃士監督が参加した。

原作者の押切は「まさに理想通りの映画を見せてもらった。ずっとこのような人間逆転劇ホラーを見たかったので、それをやっと見ることが出来て嬉しい」と太鼓判を押し、「白石監督については『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-01 口裂け女捕獲作戦』での口裂け女をバットで追い回す感性が信頼できると思っていたので、クラスで狙っていた女の子と両想いになったくらい嬉しかった」と白石監督による映画化にしみじみしていた。

ホラー映画初主演で主人公の則雄を演じた南出は「ホラー映画なのに面白くて切なくて、爽快感や満足感があった」と完成作に胸を張り、則雄の祖母・春枝を演じた根岸も「入れ込んで演じたので完成が待ち遠しかった。本編はまだ冷静に見られていないけれど、予告を見た時に『カッコいいじゃん!』といい気になっています」と満面の笑み。

画像2
南出凌嘉

構想5年超をかけて完成させた白石監督は「原作漫画を読んだ時に『これは俺が映画にすべきだ』と思うくらい、押切先生とは価値観が同じだと思えた。今は完成した満足感と、これまでのJホラーにはなかった作品が出来て『ついにやったぞ!』と思っています」と語った。

画像3
白石晃士監督

ホラー映画の撮影現場には不可解な現象がつきものだが、南出は“サユリ”ならぬ“コウジ”に心底怯えたという。「撮影ではトライ&エラーをさせてもらって、的確な指示もくれました」と白石監督に感謝するも「白石監督には足音がなくて、気づいたら後ろにいたりして怖かった。サユリよりもコウジの方が怖くて不気味でした」と明かして笑いを取っていた。

一方、女性ロック歌手ジャニス・ジョプリンの雰囲気をキャラクターに取り入れたという根岸は「脚本でラジカセから古いロックが流れてくる…というシーンを読んだ時に、若い頃にロックを浴びてきた団塊の世代が覚醒するのにロックの力はあり得ると思った。そこに飛びついて白石監督に『ジャニス・ジョプリンでやりませんか?』と提案しました」と回想。これに押切は「なぜ原作であれをやらなかったのかと思った」と悔しがり、根岸は「この作品には過激な表現もあると言われたけれど、撮影で返り血を浴びると『やったー!』と嬉しかった」と元気溌剌だった。

画像4
根岸季衣

南出は根岸との共演について「復讐だ!と気持ちを鼓舞されて感情が高ぶるシーンは、追い詰められて悲しいのか怒りなのかグチャグチャの表情になりました。その感情を維持したくて頑張った後に根岸さんが『良くやったね、よしよし』と頭をポンポンしてくれて…。一生付いて行こうと思いました」と最敬礼。根岸は好きな劇中セリフを聞かれると「“命を濃く”というセリフが私は好き。ホラーなのにポジティブ。まさに“ポジティブホラー”です」と命名し、南出も「“命を濃く”は私生活でも僕に影響を与えたセリフ。よく食べてよく寝てって大事なんだなと。僕も頑張ろうと思いました」とお気に入りだった。

押切は根岸の勇姿について「やっとこの瞬間が来たのかと嬉しかった。これまでのJホラーではずっと抑えつけられて負け戦を見せられてきたので、やっとここで覆してくれたと思った。根岸さんのセリフでは『ポリ公』の言い方が良かったです」とニヤリ。白石監督も「根岸さんが霊媒師に『祓って済ませるつもりはねえ!』とペッと唾を吐くシーンは最高。ちなみに唾はCGで表現しました。唾VFXです(笑)」とこだわりを紹介した。

画像5
押切蓮介

最後に主演の南出は「この映画はホラーなのに元気が出て明日から頑張ろうと思える作品です。劇場で見ていただき、命を濃くしていただきたいです」とPRし、根岸も「今日観てくださった皆さんの反応に期待しております」と反響に期待。押切は「もっともっと面白い漫画を描かねばと気合が一層入りました。『サユリII』をやりましょうか!?」と予告し、白石監督は「生きる希望と元気を本作から感じ取っていただけたら嬉しいです」と呼び掛けていた。

画像6

ストーリー
夢の一戸建てマイホームに引っ越してきた神木家。しかし、家族7人の幸せな時間も束の間。どこかから聞こえる奇怪な笑い声とともに、一人ずつ死んでいく家族―。中学3年生の則雄は、同級生の住田に突然話しかけられ、「気をつけて」と言われる始末。そんな神木家を恐怖のどん底に突き落とす呪いの根源は、この家に棲みつく少女の霊“サユリ”だった……。次々と起こる不可解な現象の中、遂に則雄にも少女の影が近づいてくる。その時、パニック状態に陥る則雄の前に現れたのは、認知症が進んでいるはずの“ばあちゃん”だった。「いいか。ワシら二人でさっきのアレを、地獄送りにしてやるんじゃ!復讐じゃ!!」 こうして、残された則雄とばあちゃんによる壮絶な復讐劇が始まるー!

『サユリ』
出演:南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、梶原 善、占部房子、きたろう、森田 想、猪股怜生ほか
監督:白石晃士
原作:押切蓮介「サユリ 完全版」(幻冬舎コミックス刊)
脚本:安里麻里、白石晃士
製作プロダクション:東北新社
2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/108分/R15+
配給:ショウゲート
(C)2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス

公式サイト:sayuri-movie.jp
公式X:@sayurimovie2024
公式TikTok:@sayurimovie2024 #映画サユリ

8月23日(金)、全国公開

関連記事
【応募終了】上映後舞台挨拶予定!原作・押切蓮介×監督・白石晃士『サユリ』完成披露試写会10組20名様☆

目次