「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」のベストセラー作家・冲方丁(うぶかた・とう)原作で、第156回直木賞にも候補作となり話題となった冲方自身初となる現代サスペンスの傑作「十二人の死にたい子どもたち」(文春文庫刊)が実写映画化。映画『十二人の死にたい子どもたち』は2019年1月25日(金)に全国公開となる。この度1月19日(土)に新宿ピカデリーにて【死体役“生”実演】が実施された。
十三人目の死体役”生”実演 実施概要
日程:1月19日(土)
場所:新宿ピカデリー 1F エントランス (東京都新宿区新宿3丁目15番15号)
登壇(敬称略):とまん
備考:一回30分実演/計6回実施
本作は<安楽死>を求め廃病院へと集まった見知らぬ十二人の死にたい<未成年たち>によって繰り広げられる密室サスペンス。「みんなで死ねば、怖くないから」と思っていた矢先、彼らはそこで十三人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。彼らだけしか知らない計画のはずだったが、十三人目が現れたことにより、彼らの安楽死は阻まれてしまう。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。まさかこの十二人の中に殺人鬼が?
“謎”そのものであり、本作で描かれる“密室サスペンス”の柱という重要な役割を果たす“十三人目”=死体役を演じることとなったのはをモデルや俳優として活躍中の “とまん”。出演情報と共に、前代未聞の企画「死体役”生”実演」が行われることが告知され、早くも2019年最も衝撃的な企画ではないかと反響を呼んでいた。
新宿ピカデリーの1Fエントランスに、突如現れた異様なオーラを醸し出す、赤字で本作のキーワードが散りばめられ刻まれた“白いBOX”。白衣を着用したスタッフたちの姿を不思議そうに通りすがら眺めながらも、吸い寄せられるように多くの人がブース前に。生実演開始前から、会場は異様な雰囲気が漂よい、偶然居合わせた人々からの注目を集めていた。今回の企画はその企画名通り、とまん本人によるインスタレーション。車椅子に乗ったとまんが、スタッフによってBOXの中に運び込まれると、瞬く間に人だかりが大きく広がり、死体と化したとまんの姿に「え?人形?」「本物?」と見物者たちは困惑を隠せず。とまんの全く生気を感じさせない熱演ぶりに「この人、大丈夫なんですか?」と心配する人も現れるほどだった。
一回目の実演(30分間)を終え、「最初、ちょっとキツイのかなって思っていたんですけれど…意外と早かったです!正直、ちょっと不安でしたが、通行人の方々の“人形?”“マネキン!?”って声が聞こえてきて安心しました(笑)人間ぽくなく見られるのが、今回の正解なので(笑)」と安堵の表情を見せるとまん。「もちろんちゃんと出来るかな?って心配もあったんですけれど、背負っているものが大きすぎて(笑)作品を一人で背負っている気持ちになって、ちゃんとPRになるように出来るかなって思っていました。昨日は結構、緊張していました」と続ける。「人間が動いているなって感じるのって“息”、空気を吸うときなので、撮影の時はお腹が膨らまないように布団を直接体に当たらないように、手で浮かせていました。車椅子に乗っている時や、座っている時はお腹に力をずっと入れてます。あとは鼻で、小刻みに小さく息を吸うようにしています。息を止めたりすると苦しいし、息を吸う時に動きが大きくなるので」と死体役を演じる上でのコツを明かしながら、「この映画への出演が決まった時に、ドラマとか映画とかの死体役の方の演技を観て、勉強しようと思ったのですがそれって観ているだけだと分からなくて。なので、一人家でベッドの上に横になって、自分でどうしたら上手く出来るのか、試行錯誤しました」と役作りの苦労を語った。
今回の企画参加については「家にちょうど車椅子ぐらいのソファーがあるので、そこに座ってタイムを切ってみたりしました。どの姿勢が一番キツイだろうかとか考えながらやってみたのですが、家だと邪念が多すぎて(笑)猫も飼っているので(笑)でも、お客さんに観られている環境だと、邪念も消えて撮影の時の感覚を思い出せたので、良かったです!」と事前準備について明かし、死体姿とは一転、可愛らしく笑顔を見せていた。
最後には、いよいよ来週迎える映画公開に向けて、「エンドロールまで、席を立たずに是非、観て頂きたい!本当にスッキリします。衝撃的なタイトルだし、予告編を観て、怖いなって思った方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、そう思っていた分、意外なギャップがある作品だと思います。皆さんが想像している以上に、深いテーマが盛り込まれています。本当に平成の作品の中で一番衝撃的な作品だと思うので沢山の方々に観て頂きたいです!」と大ヒットを願うメッセージを贈った。
安楽死を求め廃病院の密室に集まった十二人の未成年たちの前に立ちはだかる、ルール違反の“十三人目”=死体。“彼は誰なのか?”・“なぜ死んでいるのか?”・“自殺なのか他殺なのか”死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。果たして、彼らは安心して死ねるのか、それとも“怯えながら殺されるのか”。豪華若手俳優の火花散らす演技バトル勃発の本作を是非劇場でお楽しみ頂きたい。
ミッション:集団安楽死/場所:廃病院/参加者:12人の未成年/謎:13人目の死体
死にたいけど、殺されるのはイヤ。
ストーリー
その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。
「みんなで死ねば、怖くないから」 ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。
突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。
彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?
死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。
全員、ヤバい。気が抜けない。いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”
監督 堤幸彦(「SPEC」「イニシエーション・ラブ」)が仕掛ける、
出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。
作品タイトル:『十二人の死にたい子どもたち』
出演:杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 黒島結菜
橋本環奈
吉川愛 萩原利久 渕野右登 坂東龍汰 古川琴音、竹内愛紗
監督:堤 幸彦
原作:冲方 丁『十二人の死にたい子どもたち』(文春文庫刊)
脚本:倉持 裕
音楽:小林うてな
主題歌:The Royal Concept「On Our Way」(ユニバーサル ミュージック)
企画・製作:日本テレビ放送網
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://shinitai12.jp
公式Twitter:@shinitai12movie
公式Instagram:@shinitai12movie
ハッシュタグ:#しにたい12
コピーライト:(c)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
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