韓国を代表する人気俳優イ・ビョンホンと注目の新鋭パク・ジョンミン共演で兄弟の絆を描き出す感動作『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開となる。この度本作のトークイベントが5日、東京・なかのZERO小ホールで行われ、お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬が参加した。
『それだけが、僕の世界』トークイベント 概要
日時:12月5日(水)
会場:なかのZERO小ホール
登壇者(敬称略):小沢一敬(スピードワゴン) MC/Yumi
ロマンチックな感性を持ち、感動屋でもあることから“SEKAI NO OZAWA”との異名を持つ小沢は、本作に大感動。「この映画を観ると家族に会いたくなる。僕にも弟がいてずっと会っていないけれど、子供の頃から遊んできた仲なので、自分にもこんな兄弟関係があったよなぁと懐かしく思った」と冒頭から遠い目。劇中、兄弟が警察に連行され、ボタンの掛け違いから母親にイ・ビョンホン演じる兄が責められるシーンは「母親からの叱責を我慢する姿…あの日の自分を見ているようだった」とOZAWAゾーンに突入していた。
そんな小沢は涙もろいことで知られるが、それを問われると「僕は泣いたことはないんです」と意外なことにきっぱりと否定。すかさず「涙が出ているのではなく、世の中に汚いことが多いので、少しでも綺麗に見えるように目を洗っているだけ。この映画で目も心も洗われた」とあま~いOZAWA語録で会場を盛り上げた。さらに「映画は一人で観る派だけれど、この映画は母親と観たいと思えた」と孝行息子ぶりを覗かせ「でも親孝行をしたいと思ってしたら、それはもう親孝行じゃない。それは自分を喜ばすだけの行為だから」と再びのOZAWA語録で「今の小沢が言いました!こういうことを言って僕は家賃を払っています」と饒舌だった。
クリスマスの予定について聞かれると「仕事が忙しくて、イヴも漫才ライブ。翌日も生放送の仕事があって23時半終わり。イヴもクリスマスもない、それだけが僕の世界」とタイトルに絡めて「クリスマスのような特別な日に特別なことをするのではなく、何もない日を特別な日にするのが大切。僕は毎日をクリスマスみたいな楽しい日にしたいと生きている」とOZAWA語録ラッシュ。ただ本作がクリスマス後の公開と知るや「クリスマスは『ボヘミアン・ラプソディ』を観ようかな」とボケていた。
また今年1年を『歩』という漢字で表した小沢は「人間ドッグに行ったら、日ごろからあまりに歩いていなくて体力が70代後半と言われた」と告白し「多い日で2000歩しか歩いていなかったので、今では歩くようにしている。今は『歩(ふ)』だけれど、歩み続けることでたどり着けるならば『金』になりたい」と、またまたのOZAWA語録で「これどういうシステム!?」と短時間での語録セールに苦笑いだった。
最後に小沢は「この作品は僕が言った感想の10倍くらい面白い。女性でも自分のことのように受け取れるはず。観終わると家族に電話しようとか、家族と仲良くやろうと思えるような映画に仕上がっています」と監督目線でアピールした。
ストーリー
孤独に生きてきた中年ボクサーが出会ったのは…。
かつて東洋チャンピオンにまでのぼり詰めたが、40を過ぎた今は見る影もなく落ちぶれ、その日暮らしをしているボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)。少年の頃、母は家を出ていき父は刑務所に入り、孤独の中で自分の拳だけを頼りに生きてきた彼は、ある日数十年ぶりに母と再会。そしてサヴァン症候群を患う弟ジンテ(パク・ジョンミン)の存在を初めて知る。母の家に転がり込んだジョハは、母の不在の間、天才的なピアノの腕を持つジンテが著名なコンテストに出られるように世話をして欲しいという母の願いを聞き、弟の面倒を見始めるのだが…。
作品タイトル:『それだけが、僕の世界』
出演:イ・ビョンホン『天命の城』 パク・ジョンミン「アントラージュ~スターの華麗なる人生~」 ユン・ヨジョン『ハウスメイド』
脚本・監督:チェ・ソンヒョン
配給:ツイン
公式サイト:http://sorebokumovie.com/
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12/28(金)TOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー!