歌の才能を見出され、スターの階段を駆け上がっていくアリーの成功と葛藤、愛を描いた心揺さぶる圧巻の感動エンターテイメント『アリー/ スター誕生』は12月21日(金)日本公開となる。
ヒロインのアリーを演じるのは映画初主演の”歌姫”レディー・ガガ。そして『アメリカン・スナイパー』(2015)で主演・製作を務めた俳優ブラッドリー・クーパーが初監督を務める。すでにアカデミー最有力候補の呼び声高い本作が、第75回ベネチア国際映画祭のアウトオブコンペティション部門に出品され、9月1日(現地8/31)にワールドプレミアとして世界で初お披露目。主演のレディー・ガガと監督・主演を務めるブラッドリー・クーパーが参加するレッドカーペット・セレモニーが華々しく執り行われた。
ベネチア国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、トロント国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭と名だたる映画祭への出品が続き、早くもアカデミー賞の最有力候補として名高い『アリー/ スター誕生』。世界的に注目を浴びる本作の初お披露目、そしてガガの昨年の活動休止宣言からの完全復活とあって、世界中から数多くのマスコミが集まった。
現地では圧倒的な完成度に、批評家からの絶賛の声が続々と集まっている。批評家サイト「ROTTEN TOMATOES」脅威の94%フレッシュの高評価。現地の大手興行社からは「興行的大成功と、アカデミー賞候補は間違いない」とコメントし大手サイトで報じられ、辛口批評で有名な「ガーディアン紙」のファーストレビューでは、星5の最大評価で手放しの絶賛。「衝撃」「傑作」「今年最も感動的な傑作ドラマ」「映画史に残る素晴らしい偉業を達成」と世界中で絶賛の嵐が巻き起こっている。
本作『アリー/ スター誕生』は、ウェイトレスをしながら歌手になることを夢見るアリー(レディー・ガガ)が、世界的ロックスターのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)と出会い才能を見出され、一気にスターダムを駆けあがっていく物語を描く。自分の容姿にコンプレックスを抱えながらも、“等身大の自分”を大事にしながらショービジネスの世界に飛び込んだアリーの“苦悩”と“喜び”に満ちた人生は、歌手として不遇の時代を経てからトップの座に上り詰めたガガの人生そのものということもあり、その演技と歌に早くも注目が集まっている。さらにメイン楽曲「Shallow」をはじめとする19曲もの楽曲はガガとブラッドリーによる映画のための描き下ろし。素晴らしい楽曲の数々がストーリーを彩り、観る者の心を揺さぶる。
レッドカーペット&プレミア試写
会場前に敷かれたレッドカーペットの周りには、“女優”レディー・ガガをカメラに収めようとするマスコミと会場に駆け付けた2000人のファンが溢れかえり、ここ数年の映画祭で一番の盛り上がりを見せた。さらにはレッドカーペットには本年度のカンヌ国際映画祭で審査員長を務めたケイト・ブランシェットをはじめ、スーパーモデルのイリーナ・シェイク、そして世界的デザイナーのドナテラ・ヴェルサーチなど世界的なセレブが本作のプレミアを祝って駆けつけた。
淡いピンクのファードレス姿のレディー・ガガとブラッドリー・クーパーが登場すると、会場は地鳴りのような歓声が沸き起こり、一斉にフラッシュが焚かれた。二人は集まったファンに丁寧にファンサービスをしながら、スクリーニング会場へ。ワールドプレミア試写では、ガガ演じるアリーが初めてステージに上がりメイン楽曲「Shallow」を歌うシーンで上映中にも関わらず会場から拍手喝采が起きる異例の称賛、上映後にはガガとブラッドリーにスタンディングオベーションで割れんばかりの拍手が沸き起こった。
記者会見
同日には記者会見も行われた。ガガとブラッドリーの話しを聞こうと集まったマスコミで、300席ほどある会見場は超満員に。さらに立ち見でも入りきらず外の会場では100名ほどが待機するほどの事態に。
映画初主演となったガガは、「この作品にはとても美しいストーリーがあり、世界中の人々の心を動かす物語だと思う。そこには愛、人間としてのプライドがあるの。多くの人に観てもらえる機会を楽しみにしているわ。」と作品への自信の程を語った。自身が演じたアリーのキャラクターついては、「私はあまり容姿に恵まれていなかったから、レコード会社の上層部はわたしの歌を他の歌手に歌わせたがったけれど、私は戦ったの。私は自分のやり方でやりたかった。常に自分の歩む道は自分で決めたかったのよ。そこがアリーと同じところね。」とコメント、どんな逆境に置かれても“ありのままの自分”を信じ続けるアリーと自身を重ね合わせた。役作りについても「映画のスクリーンテストのとき、ブラッドリーはメイク落としをわたしの顔に置いて、メイクはいらないと言ったの」と明かし、「不安定な状態になるんだけど、でもブラッドリーはわたしの中からそういう“脆さ”を引きだしてくれた。アリーを演じるにあたって、彼はより私を自由にしてくれたの。ここに100人の人がいて、たとえ99人が(自分を)信じてくれなくても、ただ1人の人が信じてくれればいい。それがブラッドリーだったのよ」とブラッドリーに絶大な信頼を寄せていることを語った。印象的なシーンはという質問には、先述した初めてアリーがステージで歌うシーンを挙げ、「ブラッドリーが“感じるままに楽しんでやればいい”と言ってくれたからそうした。まるで人生で初めて歌うような気持ちがして、忘れられない経験だったわ。とてもスペシャルな体験だった。」と語った。
また初監督兼主演を務めたブラッドリー・クーパーは、「ガガを主演にこの物語を撮ることができたことは、とても幸運だった」と断言。「僕が演じたジャクソンは、自らの名声については全く気にかけていない。彼は自分の意志を大事する。そうしてアリーと運命的な出会いをするんだ。」と自信の役柄について語り、「僕にとっての名声は“一瞬にして訪れて去ってゆくノイズ”のようなもの。あとに残るのは孤独。そんなリズムをこの映画にも持たせたかった。」と監督として導きたかった作品の方向性について明かした。
早くも世界中で絶賛の嵐
■米・辛口映画批評サイト ROTTEN TOMATOESで脅威の94%フレッシュ!
「今年最も感動的な傑作ドラマ」
「この映画で“アリー”という新たなスター歌手が誕生した」
「ブラッドリー・クーパー史上最高の魂のパフォーマンスに世界は惹きつけられるだろう」
■「レディー・ガガの圧倒的パフォーマンスにノックアウト!」――タイム誌
■「ガガはまるで、アカデミー賞女優ストライサンドの靴をまとったよう」星5の最大評価―ガーディアン紙
■「衝撃的」「傑作」批評家から絶賛の嵐!女優レディー・ガガ衝撃的デビュー!――Yahoo!
■「ブラッドリー・クーパーは、映画史に残る素晴らしい偉業を達成した」――Vulture
イーストウッドの意志を継ぐブラッドリー・クーパー監督と、ガガの全身全霊で歌う圧巻の歌声、そして1人の女性の人生を変えた“うた”との出会いと、人生の栄光と葛藤を見事に表現した感動のドラマのアンサンブルである本作。この冬、アリーの歌声はスクリーンをエモーショナルに染め上げ、世界中を共感と感動で包み込むこと間違いなしだ。
ストーリー
アリーの夢―それは歌手になること。なかなか芽が出ず諦めかけていたある日、世界的シンガーのジャクソンと出会う。彼女の歌にほれ込んだジャクソンに導かれるように華々しいデビューを飾り、瞬く間にスターダムを駆け上るアリー。激しく恋に落ちて固い絆で結ばれる2 人だったが、アリーとは反対に、全盛期を過ぎたジャクソンの栄光は陰り始めていき・・・。ラストステージ――ジャクソンの愛が、アリーの覚悟が、そして2人のうたが、見るものすべての心を震わす感動のエンターテイメント。
作品タイトル:『アリー/ スター誕生』
出演:レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー
監督&製作:ブラッドリー・クーパー
全米公開:2018年10月5日
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://starisborn.jp
コピーライト:(c) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
12月21日(金) 全国ロードショー