目黒蓮、佐野勇斗、福本莉子が登壇 劇場版『トリリオンゲーム』大ヒット御礼舞台挨拶in大阪・名古屋レポート

劇場版『トリリオンゲーム』大ヒット御礼舞台挨拶が2月23日に大阪・名古屋にて実施され、目黒蓮、佐野勇斗、福本莉子が登壇した。

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劇場版『トリリオンゲーム』大ヒット御礼舞台挨拶in大阪
左から福本莉子、目黒蓮、佐野勇斗

2023年夏の注目作として話題となった連続ドラマ「トリリオンゲーム」。原作は、「第69回小学館漫画賞」を受賞した累計発行部数220万部を突破する小学館「ビッグコミックスペリオール」連載中の人気漫画(原作:稲垣理一郎・作画:池上遼一)。
天性の人たらしで信念のためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”のハル(目黒蓮)と、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”のガク(佐野勇斗)。正反対の二人がタッグを組み、ゼロから起業。劇場版では、予測不能な作戦で成功を重ね、資金も会社も大きくなった二人のロードマップの続きが描かれる。

大ヒット御礼舞台挨拶in大阪

今回の舞台挨拶は全国118館の映画館でも中継が実施されており、現地の大阪以外の全国各地からも大きな歓声と拍手に包まれている中、ゲストの三名が登壇。

目黒から「大阪に来れたことがうれしい。皆さんが楽しんで本作も観てくださっている声も聴いているので、今日も皆さんと楽しい時間が過ごせたらと思っています」と挨拶し、続いて佐野から「皆様、今日は来てくださって誠におおきに!」と関西弁を交えて挨拶すると、目黒から「なんでやねん!!」とこれまた関西弁で突っ込みが入り、観客を沸かせた。
続いて佐野は、「すごいたくさんの方からの反響の聞こえてきている。うれしい気持ちでいっぱいなので、皆さんに面白い話をたくさんサービスするから、楽しみにしときや!」と挨拶。
福本からも「週末ランキングで劇場版『トリリオンゲーム』が一位というニュースを見たりして、毎日うれしいです!」と本作の反響も耳に届いていることにふれながら挨拶をした。

コンサートなどで大阪に来ることもある目黒だが、主演映画での初めての地方キャンペーンということに、目黒から「いつもの大阪に来る雰囲気とは違う。大阪の皆さんは、ライブの時も熱気を感じるので、今日もたくさん熱いコミュニケーションをとれればと思っています!」と語られると、観客席から熱い拍手が。
朝ドラの撮影で大阪に1年間滞在していたという佐野は、「1年間滞在したので、大阪出身の人はだいたい地元の友達と思っている」と話すと、目黒から「1年で!?」と突っ込みが入るなど、映画さながらの最強コンビぶりを見せた。

大阪が地元の福本からは、「18年間大阪で過ごしたので、大阪が地元です」と話し、佐野と歴の長さの違いをアピール。大阪に帰ってくると必ず地元の友達に会うようにしているという福本は、「映画を見るといえば、(今回の舞台挨拶の実施場所である)TOHOシネマズ梅田だったので、すごく感慨深いです」とも話をした。
福本の地元大阪の話を受け佐野からは「1年で話したのが恥ずかしい…(福本が)一言言うたびにこちらを見てきて…腹立たしい(笑)」と話すと、目黒から「撮影期間中も二人(佐野と福本)は、こんな感じでもめてた(笑)」と、佐野も「目黒くんがいなかったら大変なことに…」と、トリリオンゲーム社創業メンバーの3人の撮影時の裏側を話した。

公開から約1週間が経った本作だが、すでに興行9億円、観客動員数65万人、そして今日にも興行収入10億突破という数字であることが発表されると、3人は「ありがとうございます!」と観客に感謝を述べた。

また、目黒は大親友で本作にも出演している原嘉孝のtimelesz加入、そして2月16日が自身の28歳の誕生日とおめでたいことだらけの週末だったこともMCから尋ねられ、「本作を一人でも多くのお客さんに見ていただけているということと、(timelesz(タイムレス)に加入することで)原もこれから一人でも多くの皆さんに存在を見ていただける機会が増えていく。そういうことも自分の夢の一つだったので、本当にうれしいです。ちゃぼす!」と原嘉孝が使う挨拶フレーズ「ちゃぼす!」を使用しながら、嬉しそうに答えた。

本作の反響に佐野も「兄弟や友達、マネージャーもプライベートで今も中継先のどこかで見ているはずで、周りの人が見にいってくれている。こんなに周りから反響があることが中々ないので、すごくうれしい!」と話し、福本も「姉が初動(公開スタート時に興行成績)が大事だから、と初日に見に行ってくれた。すごくおもしろかったと言ってくれた!」と話した。

また大ヒットスタートを切り、ファンからは早くも続編を望む声が多く上がっているということから、本作ではカジノリゾート開発事業に挑戦したが、次はどんな事業に挑戦したいか尋ねられると、目黒からは「粉もん事業です」と即答、さらに「特にたこ焼きに力を入れていきたい」と好きだからこそ挑戦したい、と野望を語った。
ただ佐野は舞台挨拶が始まる前にすでに舞台裏でたこ焼きを食べたことを聞くと、目黒は「今食べてきた方がいいですか!(笑)」と舞台から降りようとする一幕も。

佐野からは「次ですか…」としどろもどろになりながらも、海の底というキーワードを話し、目黒から「頑張れ!輝け!」と応援を受ける中、「海底で…お城を建てて、海底に旅行に行く!」と仰天のアイデアを提案。

福本からは「昨日の夜から真剣に考えてきた」という前置きを話すと、目黒から「僕たちが真剣じゃないみたいじゃん!」とツッコミが入りながらも、「トリリオンエアー、航空会社です!」とアイデアを披露。

「飛行機の中でも、『プチプチアイランド』や『トリリオンTV』のものも遊べる、『トリンリンペイ』も使えて、今までの集大成事業にできると思う!」と演じる高橋凜々(リンリン)が提案したような完璧なアイデアを出すなど、三者三様の本編にも負けず劣らずの大プロジェクト案が飛び出した。
そして目黒から「ハルが考えるのは、僕たちの予想の遙か上を行くと思うので、実際はどんな考えがあるのかは、僕たちにも分からないですが、トリリオンゲーム社の先もすごく楽しみ」と語った。

最後に、観客席と全国各地の劇場に向けて目黒から「トリリオンゲームという作品は間違いなく勇気をくれるような作品。日ごろちょっとある悩みなどもこの映画を見ている瞬間は、忘れて前向きになれるような作品なので、少しでも多くの方に作品を通して勇気を与えられたらいいなと思いますので、これからも皆さんにトリリオンゲームを愛していただけたら嬉しいと思います」と感謝を伝えた。
マスコミ向けフォトセッションは、コインに“おおきに”と書かれたイラストパネルを持った観客を背に実施し、舞台挨拶は終了した。

さらに、大阪・梅田での二回目の舞台挨拶では、初日舞台挨拶で、佐野が目黒への誕生日祝いに手紙を送ったが、今度は、目黒が佐野に手紙を送りたいとスタッフに自ら相談し、サプライズで用意。舞台挨拶にて、披露された。

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手紙を読み終えた目黒は「あ~書いちゃった」とテレ笑い。佐野は「よくないよ・・・」と嬉しそうに答えつつ、目には光るものが。
目黒は「思いついちゃったんだよ。この間すごく熱い手紙をくれたので、返せることがあるなら僕も返したいなと」と答えた。

また、「福本さんには手紙はないんですけど・・・」と申し訳なさそうにしながらも「でも、佐野くんにもそうだし、福本さんにも本当に感謝していて、凜々というキャラクターが福本さんで本当によかったなって僕も心から思っているし、皆さんに本当に感謝しています」と語った。
感想聞かれた佐野は「嬉しいですよ、味方って言ってくれましたし、でもちょっと始めは仲良くなれないかもと思ってたんだ・・・」(会場笑)「最初はね・・・」と笑いながら、フォロー。

二人の関係をドラマからも一番近くで見ていた福本は「最強バディです!ハルさんとガクさんがそのまま飛び出してきたかのような・・・お互いが刺激になっていて、お互いがリスペクトし合っているのが、見ていても感じますし、そんな関係性を大人になってから築くのは本当に難しいことだと思うんですが、この作品を通して絆が深まっていく姿を見るのは胸が熱くなります。先程“福本さんが凜々でよかった”と言ってくれた言葉が、ドラマの時にハルが凜々に言うセリフとリンクしていてグッときました!」と最後まで仲の良いトークは続き、会場は温かい空気で包まれた。

目黒から佐野への手紙(ほぼ全文)は以下の通り。

佐野くんへ

この前、佐野くんが熱い手紙を書いてくれて、とても嬉しかったので、僕も昨日書きました。
まず、ドラマの「トリリオンゲーム」が決まった時に、「バディとなるガクは佐野勇斗さんです」と言われた時、下調べをしたのですが、一番に出てきたのがインスタライブの佐野飯でした。
たくさんのコメントに素早く答えて、突っ込んだり、ボケたり、とにかくテキパキと明るい姿を見て、圧倒されて、今だから言えますが、ぼくとは性格が真逆で合わなさそうだなと(笑)(佐野:おい!)大丈夫かな、自分はあまり喋らないし、ノロマなので、佐野勇斗さん僕と長時間話すのつまらないだろうな、可哀想だなと思いました。
だけど、初めましての時、佐野飯の時の瞬発力がある姿とは打って変わって落ち着いていて、物事をしっかり考えて真面目な人だなと、一瞬で話が合いそうだと思いました。
インスタライブの佐野飯にしても、普段の明るさにしても、すべては真面目にファンの方やグループのために、楽しませたい、盛り上げたいという気持ちからきているんだなと感じて、尊敬していると同時に無理はしすぎないでほしいと心配になるところもあります。
佐野くんは本当に心が綺麗で、常に周りを見ていて、こんなにかっこいいのに二枚目以外のキャラクターもできて、バラエティもできて、こんなにマルチに活躍できる人はなかなかいないと思います。
前に二人で焼肉屋を食べている時に、佐野くんが「目黒くんみたいになりたい」と言っていたけど、僕からしたら、佐野くんみたいになれたらどれだけいいだろうと思います。佐野くんがいつも尊敬しているとか、憧れているみたいなことを色んなところで言ってくれるけど、そんな僕が佐野くんを尊敬しているし、憧れています。
佐野くんは佐野くんらしく、とにかく幸せに過ごしてほしいと心から思っています。それが一番。
大人になって、こんなに大切に思える人とは出会えないと思うから、そんな出会いを作ってくれたトリリオンゲームは僕にとって財産です。
そして最後に。僕も佐野くんの味方です。ずっと。
これからもよろしくね。

目黒蓮

大ヒット御礼舞台挨拶in名古屋

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劇場版『トリリオンゲーム』大ヒット御礼舞台挨拶in名古屋

大阪から名古屋へ移動し実施した名古屋一回目の舞台では、目黒が「楽しんでいただけましたでしょうか?」と挨拶すると会場からは大きな拍手が。
さらに、愛知出身の佐野が「名古屋~でら、盛り上がってるかい~?名古屋~、トリリオンゲームどえりゃ~好きかい~?」と盛り上げ、福本は「本日はお集りいただき、でら、感謝です!」とお茶目に挨拶。

佐野が所属するアイドルグループM!LKのメンバーカラーが“ピーチヒップピンク岡崎”と、地元の岡崎市への深い愛について尋ねられると「若い時に自分で色を決めていいよと言われ、岡崎市の観光伝道師に任命され、つけた方がいいかな・・・とつけたんですが、大きな場で言われると恥ずかしいですね(笑)」と答えた。

また話は目黒演じたハルのキャチフレーズ“天性の人たらし”に因み、目黒を“天性の●●”とキャッチフレーズをつけるとしたらという質問に。

佐野は「天性の神様。歌もダンスもお芝居もすごいんですが、人間力がすごいんですよ。裏で誰にどう思われるでもない所でも、さっきも重い荷物を持ってる人を助けてくれたりとかしていて。そういうことってなかなかできることじゃなくて。僕もこんなに人のことを言わないんですが、本当にすごいなと思います」と語った。

すると目黒も「佐野くんもすごいですから!こんなに陽キャっぽくしゃべっていますが、本当はめちゃくちゃ陰で・・・ちょっとでも盛り上げようと今頑張ってます!」「無理してるヤツみたいじゃん!(笑)」佐野との仲の良いやり取りを見せた。

そして福本は「天性の努力家」と分析。「今回の劇場版でもかなり長台詞があったんですが、それを本番中、噛んだりしてるところを見たことがないんですよね、裏での努力が歌や踊りもされている中で、お芝居をきちんと覚えられて座長として現場にいらっしゃるので、その努力がすさまじいと・・・」と褒めると、「次の質問にいきましょう」と目黒。「それはみんな努力していますから・・・福本さんも皆さんも劇場版に陰での努力をして、向き合って下さっていたんだなと思います」と謙虚に答えた。

また目黒の最後の挨拶では、「この勇気をくれるようなエンターテイメントをもっともっと皆さんに楽しんでいただきたいですし、今後、トリリオンゲーム社がどこまでいくのか、皆さん期待して・・・僕もどうなるか分からないですが・・・夢の続きを皆さんと一緒に見ていけたらいいなと思います。これからもトリリオンゲームをよろしくお願いします!」と締め括った。

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劇場版『トリリオンゲーム』
出演:目黒 蓮 佐野勇斗 今田美桜 福本莉子 ・ 鈴木浩介 竹財輝之助 あかせあかり 原 嘉孝 津田健次郎 / シシド・カフカ 田辺誠一 石橋 凌 / 吉川晃司 國村 隼
原作:稲垣理一郎/作画:池上遼一『トリリオンゲーム』(小学館 ビッグコミックスペリオール 連載)
監督:村尾嘉昭
脚本:羽原大介
音楽:木村秀彬
主題歌:Snow Man「SBY」 (MENT RECORDING)
製作幹事:TBSテレビ
制作プロダクション:TBSスパークル
配給:東宝
(C)2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 (C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館

公式サイト:trilliongame-movie.jp
公式X:@trillion_tbs
公式Instagram:@trillion_tbs
公式TikTok:@trillion_tbs

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