映画『うちの弟どもがすみません』の公開前夜祭が12月5日に都内映画館にて実施され、成田家5姉弟を演じた畑 芽育、作間龍斗、那須雄登、織山尚大、内田煌音が登壇。また、本作で声の出演を果たした”なすなかにし”の中西茂樹が、相方の那須晃行とともにMCを担当した。
約6万人の応募の中から倍率100倍の競争を潜り抜けた観客約600人が詰めかける中、客席通路を楽しそうに闊歩して成田家5姉弟を演じた畑、作間、那須、織山、内田が登場すると、会場からは大歓声が湧き起こった。
急にできたクセツヨな弟4人に振り回される新米長女・成田糸を演じた畑は「物凄くプレミアムなイベントになれば良いと思いますし、この作品の魅力を沢山アピールできるように盛り上げていきたいです」と満席の観客に向けてアピールしていた。
軽快にMCを務めるのは、お笑い芸人の“なすなかにし”の中西茂樹と、その相方の那須晃行。
一言挨拶を終え、那須より「本日はどうしてなすなかにしのお二人が司会を?」とツッコミが入ると、中西より「実はとあるシーンで出演させていただいております。声の出演なんですけどね」とここでサプライズ報告。
さらに主題歌を歌う乃紫も声の出演をしていると発表され、「どのシーンで出演しているかは映画を見て確認してください!」と、まだ映画を観る前の観客たちの期待を煽った。
この日は「最高の弟は誰だ!選手権」を実施。
弟陣4名が「いつも頑張りすぎているお姉ちゃんを元気づけるための一言」をそれぞれ発表し、最も弟にしたいと思うような回答をした弟を長女・畑と観客の拍手投票によって“最高の弟”に決定するというもの。
作間は「僕自身は長男なので…」としながらも「(皆さんの)ドツボにハマるように頑張りたい!」と意気込み、那須も「僕もリアル長男ですが、映画でも演じた弟ならではの可愛らしい一面を見せたいです!」とやる気十分。織山は「僕はちょうど真ん中で弟でも兄でもあるので自信満々。任せてください!」と余裕の表情を見せて、内田は「最年少パワーで頑張ります!」と力を込めていた。
これら弟たちの宣誓に畑も「みなさん映画でもいい弟を演じてくださったので、その力を存分に発揮して会場を沸かしてほしいです」と期待した。
まずは「ここで優勝してメディアに取り上げられたい!」と闘志をみなぎらせる那須が挑戦し「姉さん、ちょっと頑張りすぎだよ。たまには弟に頼ってもいいんだよっ?」と決め顔で披露。これに畑は「語尾に小さい“っ”が付いている感じが良い!」と高評価だった。
最年少の内田は「頑張っている糸ちゃんは、大好きだからギュッってしてあげる!」と身振り手振りでキュートさ大爆発。これに織山は「可愛くてズルイ!」、那須は「やばい!」と敗北宣言で、畑も「可愛くて高得点!」とすっかりメロメロだった。
一方、作間は「お姉ちゃん、宝くじ当たったよ!」とまさかの言葉を発して、会場が爆笑に包まれる中「宝くじ当選は圧倒的でしょう?だってもう頑張り過ぎなくていいのだから」と解説。しかし畑は「いや~…会場の皆さんも苦い顔をしています。嬉しいけれどちょっと違う…」と首をかしげていた。
最後は織山で「疲れちゃったの?今日は俺がご飯を作ってあげる」と優しいムーブ。これに畑は「ご飯を作ってくれるのはありがたい!頑張り過ぎている時にサポートに回ってくれるのは嬉しい」と姉のハートに突き刺さった様子。会場の拍手もトップに大きく“最強の弟”は織山に決定した。
畑が「お姉さんに寄り添う優しさがあって良かった」と評すると、織山は「劇中にご飯を作るシーンがあるので、そこにも重ねることができたかな?」とガッツポーズをしていた。
ここで、作間、那須、織山、内田の弟4人から、座長として本作を引っ張った畑へ、原作者であるオザキアキラから預かった手紙を、作間が代読する形でサプライズ披露。
「映画初主演で突然4人の弟ができて 撮影は猛暑の中でとそれはもう数えきれないほどのご苦労があったと思います…。が、そんなこと微塵も感じさせないほどの最強にカワイイ長女っぷりでした!」と座長として、4兄弟の長女として見事撮影を乗り越えた畑を讃えつつ、「撮影現場での楽しそうな雰囲気を拝見して『これ いい映画になっちゃうな~』とは思っていましたが、実際に完成版を観ると、頭を抱えるほど『最高』でした。畑さんをはじめ、作間さん那須さん織山さん内田さんのこの5人でないと作り出せなかった漫画では表現しきれない成田家のリアルな空気感がありました」と、完成した映画を観てのこれ以上ないほどの賞賛コメント。(※コメント全文は本ページ以下で紹介)
原作者の心強いお墨付きと愛情に畑はポロポロと涙。すると最年少の内田が畑にハンカチを渡すジェントルメンな対応を発動。
これに作間は「おい!お前、そんなモテムーブを…」と驚き、那須も「ジェントルメン…」と感激。感動と笑いが会場を包む中、畑は「嬉しいです。凄く張り詰めていた気持ちが解れました」としみじみし、手紙を代読した作間は「サプライズ大成功です!」と大喜びだった。
最後に畑は「ついに明日公開を控えたこの作品は、うだるような暑さの中で愛おしいキャストやスタッフの皆さんと作り上げた素敵な作品です。本当の家族のように本作を作り上げてくれたこの4人の弟たちには感謝してもしきれません。皆さんアイドル活動があるお忙しい中で、一役者としてこの作品に真剣に向き合ってくれたからこそ、素晴らしい映画が完成しました。座長らしいことはできませんでしたが、皆さんの支えのお陰で明日公開を迎えることが出来て胸がいっぱいです」と感激の胸中を明かしていた。
さらに、本日のイベントで『うちの弟どもがすみません』公開後舞台挨拶の実施も発表。
12月17日(火)に成田家スペシャルたこやきパーティー(大阪舞台挨拶)、12月24日(火)は成田家スペシャルクリスマスパーティー(公開後舞台挨拶)の開催が決定。本日登壇した主演の畑 芽育、共演の作間龍斗、那須雄登、織山尚大、内田煌音が登壇予定。詳細は公式サイトにて。
オザキアキラ コメント全文
畑芽育さま
この度は うちの成田家長女・成田糸を演じていただき
誠にありがとうございました!
映画初主演で 突然4人の弟ができて 撮影は猛暑の中でと
それはもう数えきれないほどのご苦労があったと思います…。
が、そんなこと微塵も感じさせないほどの最強にカワイイ長女っぷりでした!
無事公開を迎えられて いよいよ沢山の方々にお届けできるということで
密かに大興奮しております…!
本当ならこういう場にも駆けつけて、直接感謝の言葉を述べたかったのですが
手紙という形ですみません。
撮影現場での楽しそうな雰囲気を拝見して「これ いい映画になっちゃうな~」
とは思っていましたが、実際に完成版を観ると、頭を抱えるほど「最高」でした。
自分原作であるにも関わらずずっと「一体どうなっちゃうの?」状態で
ドキドキしっぱなしかと思えば泣けるわで
普通に一観客として楽しませてもらいました!
畑さんをはじめ、作間さん那須さん織山さん内田さんの
この5人でないと作り出せなかった漫画では表現しきれない
成田家のリアルな空気感がありました。
皆様に演じていただけて
この作品を通して皆様にお会いできて最高に幸せな経験となりました。
これからも沢山のご活躍を心から願っております!
オザキアキラ
2024年12月6日(金)全国ロードショー