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【レポート】『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』片岡愛之助が全身<カーネイジ化>した姿に会場騒然!

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪<ダークヒーロー>として誕生、2018年に劇場公開され全世界興行収入940億円を超える大ヒットを記録したトム・ハーディ主演『ヴェノム』その続編となる『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(12月3日(金)公開)の日本語吹替版特別試写会イベントが実施され、本作のアンバサダーである尾上松也がイベントMCを務め、主人公エディ役の日本語吹替を担当する諏訪部順一中川翔子が登壇。さらには、これまで謎に包まれていた、ヴェノムの最悪最凶の敵・カーネイジ役の吹替声優が本イベントでついに発表になり、片岡愛之助が登場した。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』日本語吹替版特別試写会イベント

【日時】11月25日(木)18:30~19:00
【場所】TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン7
【登壇者(敬称略)】片岡愛之助(カーネイジ役)、諏訪部順一(エディ役)、中川翔子(アン役)、尾上松也(MC / 本作アンバサダー)

本イベントはYouTube番組「#マベりまSHOW生配信特別版」ということでライブ配信もされ、まずはそのYouTube番組でMCを務め本作のアンバサダーである尾上松也がステージへ登場した。

松也は「どうも~!皆様、本日は映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』唯一の日本語吹替版試写会へお越し頂きありがとうございます。このイベントのMCを務めさせて頂きます、尾上松也でございます。」と冒頭からテンションMAXで挨拶。早速最初のスペシャルゲストとして、主人公エディ・ブロック役の日本語吹替を担当している声優、諏訪部順一とエディの元婚約者、アンを担当している中川翔子の2人が登場しそれぞれ挨拶。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

2人とも松也がMCを務めるYouTube番組「#マベりまSHOW」に出演したこともあり、まずは当時の放送について話題が及び、松也が「しょこたんには悩殺ボイスをギャルでやって頂きまして、最高でした。」と本気も含みつつ冗談めかしたトーンで切り出すと、中川が「地中深くに埋めて忘れてほしいくらいです(笑)お恥ずかしいです…それにしても松也さんはMCも出来ますし天才ですよね~!」と恥ずかしそうに答えつつ松也の器用さに感心しきりな様子、さらに松也が「諏訪部さんはセクシーボイスで早口言葉に挑戦してくれたんですよね!覚えていらっしゃいますか?」と番組放送中からファンの間で歓喜の声が上がった伝説の早口言葉にも触れ、諏訪部が「記憶の片隅に残ってます!黒歴史まではいかないですが、グレー歴史くらいの微妙なところですね(笑)」と答えると、登壇者だけでなく会場のお客さんからも笑いがこぼれた。

するとステージのスクリーン上に何やら怪しげな文字が浮かび上がり、そこにはなんと“セクシー”ד早口言葉”と表示され、松也が「皆さんも諏訪部さんのセクシー早口言葉、生で聴いてみたいですよね?」とムチャぶりを促すと観客からは大拍手が。諏訪部はセクシーというお題に戸惑いつつも「パパヴェノム ママヴェノム 子ヴェノム」を早すぎて逆にスローに聞こえてしまうほど?のスピードで難なくクリアし、「あなたにも…ヴェノム…見せたぁい…」と吐息まじりのセクシーすぎるサービスワードを添えると、松也と中川のテンションは暴走気味に。中川が「天下一品ですね!諏訪部さんの本気の吐息を生で聴けるなんて、私達今日まで生きてきてよかったですね~!!」とリアクションすると会場もリンクするようにまたも大きな拍手で盛り上がった。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

ここでようやく本編についての話に移り、すでに2人は日本語吹替版を観ているといい、諏訪部は「本当に面白かったです!日本語で観るとより一層映像に集中できるのが吹替の魅力なのかなと思います。最後の最後まで非常に楽しめました!」、中川は「何を言ってもネタバレになっちゃうくらいですが…でも一つ言えるとしたらヴェノムの可愛さ大爆発でした!!前作もマーベル好きの友達とチョコを食べながら観たんですが、前作以上に仲良し超えてイチャイチャしていて…これはたまらんですね!」と言うと、諏訪部が「そんな穿った目で見ないでくださいよ(笑)」と中川の暴走を静止する一幕も。続けて諏訪部が「前作以上にバディ感のあるエディとヴェノムの掛け合いがありますので、私と獅童さんのやり取りにもご注目ください!」とオススメポイントを語った。

さらにアフレコをする上で気を付けたポイントを聞かれると、中川は「出来れば“中川翔子らしさ”を消したいですと音響監督の方に相談しました。普段の地声より低く意識して、前作以上にアンのエディへの心理も複雑になったと思うので、そのニュアンスも大事にしました。」、諏訪部は「今作のトム・ハーディさんの演技はコミカルさもあり、ちょっとカッコ悪いところを表現したいという意図があったので、演出のときに「カッコよくならないでください」と言われました。でも、「カッコよくなっちゃったんで、もう一度リテイクで!」とダメ出しをされました。それと、声のトーンも少し高めにしていましたね。ヴェノムとワチャワチャしているところは楽しかったです。ぜひ早く聞いてほしいですね!」とアフレコ時の秘話を明かし、前作からもパワーアップした作品にも自信をのぞかせ、日本語吹替版での鑑賞を猛アピールした。

そしていよいよ、本日のイベントの目玉とも言えるビッグゲストの発表の時が迫り、諏訪部が「正直さきほど袖でお会いしたんですが、あなただったの?!と驚きました!吹替の本編を観ても分からなかったです。それくらい見事に演じられていました!」と予想外のキャスティングに驚いていた様子。さらに松也も「僕もホントにソワソワしてまして…」と挙動不審な表情を浮かべる。

ステージ上に白幕も登場し、松也、諏訪部、中川の緊張も最高潮に達し、白幕にはシルエット、スクリーンにはカウントダウンの合図が。会場全体で手拍子をしながら白幕が落ち、「大殺戮だ、カーネイジ!」の決め台詞とともに全身カーネイジ化した驚愕のビジュアルの片岡愛之助が登場。真っ赤に染めあげられた全身と、カーネイジの残虐性を象徴するかのように、全長2m、横幅も1.5mと鋭く長い触手を大きく広げる様は圧巻。まさにシンビートに寄生された地球外生命体と言わんばかりの迫力かつ、おどろおどろしい姿で決めポーズを取り、愛之助が「どうも皆さんこんばんは!」と挨拶。松也諏訪部中川は口をそろえて「怖すぎる!ただのカーネイジですね!!!この姿は予想してなかった、まさかです!!」と興奮冷めやらぬリアクションを見せていた。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

愛之助は、「凄く強くなった気分です!このまま六本木歩きたいですね!」と全身カーネイジ化した感想を語り、オファーが来たことについては「マーベル作品大好きなのですごく嬉しかったです!もちろん前作も観ていましたし、それこそ獅童さんとの対決になるのかとワクワクしました。」と大ファンのマーベル作品に参加できた喜びと、同じ歌舞伎役者でヴェノム役の中村獅童との共演に気持ちも高まっていたことを明かすと、松也が「なるほど!獅童 VS 愛之助ということになるんですね!」と先輩たちのアツい共演に胸を躍らせていた。

愛之助が前述するように、ヴェノムシリーズは歌舞伎との親和性もあり、松也が「ヴェノム…歌舞伎になりますかね?」というと、愛之助も「カーネイジ歌舞伎やってみたいですね!やりやすそうな題材ですよね。」とノリノリに。そしてここでなんと松也が、「実は僕も今回、声優として参加させて頂きました!今回のヴェノムはだいぶ歌舞いてますね!」と役名こそ伏せられたが、<大事な情報>をサラッと発表。すると諏訪部が「正直、松也さんどこに出てたか分からなかったです(笑)」というほど劇中のキャラクターに馴染んでいたそう。さらにヒントとしてアフレコ風景がスクリーンに映し出され、なんとラストにヴェノム化した松也に、会場からは「おぉ~」という驚きの声と共に拍手が上がった。松也は「ヴェノっちゃいましたね~!ちょっとプライベートヴェノム出しちゃいました!」と言うと、「プライベートヴェノムってなに!!」と全員からツッコミが入り観客は大爆笑。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

数々の情報が盛りだくさんとなったイベントもあっという間に終盤に差し掛かり、公開を楽しみにしているファンへ向けて、締めの言葉として愛之助が「楽しみにしていてください。大爆発です!私も楽しませて頂きました!Twitterでたくさん呟いてください!ひとりでも多くの方にオススメしてください!よろしくお願い致します!」と力強く挨拶し、最後の最後まで会場のボルテージは上がりっぱなしとなり、イベントは大盛況のまま締めくくられた。

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