ドラマ版「ゴールデンカムイ」北海道試写会 山田杏奈、玉木宏が登壇

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映画『ゴールデンカムイ』の続編となる、ドラマシリーズ第1弾「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の舞台挨拶付き(第1話)試写会が、北海道・札幌市のTOHOシネマズすすきのにて実施され、山田杏奈と玉木宏が登壇した。

「北海道刺青囚人争奪編」というタイトルの通り北海道各地が舞台であり、重要なロケ地となっている本作。
ご当地での試写会ということで、応募が殺到。熱気あふれる会場に、アシㇼパ役の山田杏奈、鶴見篤四郎役の玉木宏が登場すると、会場は大きな拍手に包まれ、一気に盛り上がりを見せた。

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集まった大勢のファンを前に、山田は「撮影でもたくさんお世話になった北海道の皆様にドラマを見ていただけることが楽しみです」と挨拶。
玉木は「ようやくドラマを見ていただけるということで嬉しい」と笑顔を見せた。

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改めて、北海道の印象を聞かれると山田は「以前に写真集の撮影でお世話になりました。その時から北海道は自然豊かでごはんがおいしい、というところが何より好き。ジンギスカンと海鮮は以前も食べたことがありましたが、北海道に来て初めて食べた八角、ニシンがお寿司、お刺身で生で食べられることに驚きました。すごくおいしくて感動しました!」と思い出を語った。

玉木は「撮影で長い期間お邪魔するのは20年ぶりぐらい。『雨鱒の川』という映画の撮影でお邪魔しました。その時に食べた平取(びらとり)和牛の味が忘れられないんです!また食べたい!」と魅力を熱く語り、会場を沸かした。

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今年1月に全国公開された本作の映画版が初共演となった二人。

お互いの印象を聞かれると「撮影ではあまりお会いできなかったのですが、初めてご挨拶させていただいた時に鶴見中尉の衣装・メイクの玉木さんを見て、『あ、鶴見中尉だっ!』と感じたのを、今でも鮮明に覚えています。鶴見中尉のカリスマ性などが感じられて、いち『ゴールデンカムイ』ファンとして、玉木さんで良かったです!」と山田がコメント。

それに対し、玉木は「スタッフのおかげです。嬉しい限り。このチームは原作愛が強い。特殊メイクも衣裳も含めて、本当にみんながありったけの力を奮って作っている現場です。どこを見ても、ちゃんとその世界にいられるような気がする」と制作チームの努力をたたえた。

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玉木から見た山田の印象は「現場でご挨拶したときに、印象はアシㇼパそのものでした。作中ではご一緒する機会はあまりなかったのですが、完成版をみたときに、ハイスピードカメラで撮ったスローモーションの矢を放つカットのアシㇼパの姿を見て、すごく感動しました。説得力があって、透き通った目の強さを感じました」と答えた。

鶴見中尉はエキセントリックな個性が際立つキャラクターだが、それに関して、ともに受けた別の取材で玉木が「(自身と鶴見は)似ているところは何も無い!」と断言しており、山田は「(玉木さんは)優しい方なのだな」と安堵を感じていたそうだ。

映画版のクオリティ、スケール感をそのままに、全9話でエピソードをたっぷりと丁寧に描く今回のドラマ版。見どころを聞かれると、山田は、井浦新演じる父アチャとの関係性の秘密、さらに山﨑賢人演じる杉元たちと絆が深まっていくドラマの展開を見てほしいと力強くアピール。

玉木は、先日、ニュースにもなった原作者・野田サトルの本作鑑賞後の感想となぞらえ、「見どころは、鶴見が裸でコートを羽織っている姿」と会場の笑いを誘った。

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ドラマ版は、刺青人皮を追い求めて、各勢力が北海道各地を駆け回るロードムービーにもなっている。試写会の会場となった札幌をはじめ、小樽、旭川、日高、夕張、大雪山など、道民にも馴染みのある地名が作中にたくさん登場する。

各地を巡る中で登場人物も増えていくが、お気に入りのエピソードを聞かれると、山田は「萩原聖人演じる辺見が登場する小樽のニシン御殿」と答え、玉木も「被っちゃいますが、小樽です。萩原さんがすごいです。萩原さん本人にもメールしました」と強烈な印象を語った。

実は、ドラマ版の撮影は、映画版とともに行われたという。約8ヵ月にも及んだ長期の撮影について裏話を聞かれると山田は「(北海道での撮影は)寒い、というのももちろんですが、登場人物がこの寒い中どのように暮らしたのだろう、と思いを馳せることができた」と語り、玉木は「コロナあって地方ロケができなかったが、それを乗り越えて撮影できたことで嬉しかった。北海道は住んでみたかった場所です。雪が好きなんです!」と北海道愛を語った。

そして最後に観客に向けてメッセージを求められると、山田は「作品の緊張感を含めて、とにかくドラマの世界観を楽しんでほしい」、玉木は「ここまでのクオリティの連続ドラマはなかなか今までに無いです。WOWOWで是非ご覧いただきたい!」と会場に呼び掛けた。

「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」は、WOWOWにて10月6日より独占放送・配信スタート(第1話は無料放送・配信)。

ストーリー
明治末期の北海道。「不死身の杉元」と日露戦争を生き抜いた元兵士・杉元(山﨑賢人)は、アイヌの少女・アシパ(山田杏奈)、網走監獄の脱獄囚・白石(矢本悠馬)とともに、金塊のありかを示す暗号を彫られた24人の“刺青囚人”を探していた。だが、大日本帝国陸軍「第七師団」を率いる鶴見(玉木宏)や尾形(眞栄田郷敦)、元新撰組「鬼の副長」こと土方(舘ひろし)も囚人たちを狙う。杉元たちは旅路で、アシリパの父の古き友のキロランケ(池内博之)、アイヌの女・インカマッ(高橋メアリージュン)、「札幌世界ホテル」の女将(おかみ)の家永(桜井ユキ)、元ヤクザの若衆の夏太郎(塩野瑛久)など、腹の中が読めない者たちと出会う。
さらには、鶴見の忠臣・鯉登(中川大志)、網走監獄典獄の犬童(北村一輝)、伝説的な熊撃ち、“煌めき”を追い求める男、ヤクザの親分、凄腕壺振り、天才剥製職人、贋作師、変装の名手にして詐欺師などクセ者たちが次々に現われる!杉元ら一行、第七師団、土方一派による三つ巴の戦いだけに留まらない、波乱の金塊争奪戦が幕を開ける――!

「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」
出演:山﨑賢人 山田杏奈 眞栄田郷敦 工藤阿須加 栁俊太郎 塩野瑛久 / 矢本悠馬 大谷亮平 高橋メアリージュン / 桜井ユキ 勝矢 中川大志 ・北村一輝 池内博之 木場勝己 大方斐紗子 / 井浦 新 玉木 宏 ・ 舘 ひろし
原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督:久保茂昭 片桐健滋 落合賢 佐藤洋輔
脚本:黒岩勉
音楽:やまだ豊 出羽良彰
アイヌ語・文化監修:中川裕 秋辺デボ
製作著作:WOWOW
制作プロダクション:CREDEUS

「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」
10月6日(日)午後10時よりWOWOWにて
独占放送・配信(全9話)スタート

公式サイト:kamuy-movie.com
(c)野田サトル/集英社 (c)2024 WOWOW

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