最初の『X-MEN』登場から20年。マーベル映画隆盛の礎を築いたX-MENシリーズが、遂に壮絶なフィナーレを迎える。X-MENの最後で最強の敵は仲間から現れた。ジーン・グレイ（ソフィー・ターナー）が宇宙ミッションでの事故によってダークサイドが増殖し、内に封じ込められていたもう一つの人格〈ダーク・フェニックス〉を解き放ってしまう。そして訪れる、世界の危機。全宇宙の破滅を止めるため、X-MENがジーンの〈悪〉に立ち向かう。引き裂かれる絆、試されるX-MENのメンバーたち。シリーズ集大成となる『X-MEN:ダーク・フェニックス』は、いよいよ本日6月21日（金）に日本公開を迎えた。
先日、公開直前X-MENイッキミイベントが開催され、新シリーズ『ファースト・ジェネレーション』から最新作『ダーク・フェニックス』まで4作品をイッキミすることのできるマラソン上映が実施された。『ダーク・フェニックス』の上映前には、新シリーズで8年間プロフェッサーXとマグニートーの吹き替えを担当した内田夕夜さんと三木眞一郎さんが登壇。長きにわたり吹き替えを担当した感想や、自身が一番好きなセリフを再現する場面もあった。
『X-MEN:ダーク・フェニックス』 公開直前X-MENイッキミイベント
日程：6月20日（木）
登場ゲスト（敬称略）：
吹き替え声優 内田夕夜（プロフェッサーX）、三木眞一郎 （マグニートー）
会場：TOHOシネマズ新宿スクリーン7
会場には昼から本シリーズをイッキミするという至福のX-MEN時間を過ごしてきたディープなファンが集結。MCの呼びかけでシークレットゲストとして声優の内田さんと三木さんが登壇し、トークイベントがスタートした。
Q：2011年からのシリーズを演じて、今終えての感はいかがですか？
内田さん：正直言って寂しいです。これまでは、この先はいったいどうなるんだろうという楽しみがありましたが、それももう終わりです。ただ、もう二度とこの役を演じることはないんだなという反面、いい終わり方ができたとも思っています。
三木さん：僕も寂しいです。一人の人物との長い付き合いが、これで終わるかと思うと寂しい思いでいっぱいです。
Q:1作進むたびに物語は10年進みますが、年齢の変化を意識しましたか？
三木さん：吹き替えの仕事というのは、すでに完成した作品に対するアプローチです。役者さんの芝居に向き合えばよいので、あえてこちらが歳をとらなければならないなどというような接し方は特にしませんでした。
Q:数あるエンターテインメントの中でX-MENのすごさを挙げるとしたら？
三木さん：X-MENの人たちってどこかにいそうなんですよね。派手過ぎず、街中で普通に会えそうな気がしてしまいます。一人一人、抱えているものがリアルで、僕らの生活にある問題と置き換えられる。それが魅力ですね。
内田さん：なんといってもカッコいい！憧れの存在であるところです。ヒューマンドラマが背景にきちんとあるところも素晴らしいです。
Q:（内田さんに）プロフェッサーXは口で話すときとテレパシーの演技は変えるのでしょうか？
内田さん：口で話すとき、遠くの人に呼び掛けるときは大声を出しますよね。テレパシーはその人の耳元で語りかけるので、その距離感みたいなものは考えました。
Q:マグニートーはヴィランでもありますが、ヒーローでもあります。どう演じ分けていますか？
三木さん：彼は”愛”の人だと思っています。彼自身は騒動を起こそうとは全く思っていず、いつも外的な要因で問題が起きます。見方を変えれば敵が味方になるし味方が敵になる。敵か味方かというよりも、キャラクターの生き方のほうが重要だと考えてきました。
Q:一番好きなセリフを教えてください。また、それをここで再現していただけますか？
内田さん：「君はここで君自身よりも大きなものの一部になれる」『ファースト・ジェネレーション』の時にマグニートーが去ろうとするのをこの言葉で止めるんですよね。X-MENは皆孤独を抱えていますが、自分より大きなものになれるという考え方がまさにプロフェッサーXだなと思いました
三木さん：再現はできないのですが、“叫び”ですね。セリフとは違いますが、僕には深く刺さりました。「普通に生きていたかっただけなのに」というマグニートーの思い。とても複雑な気持ちになりました。
内田さん：あと、お互いにお互いを「友よ」と呼ぶ、あれもすごく好きです。
Q：最後に一言ずつお願いします。
三木さん：短い時間でしたが、会場の皆さんとご一緒できてよかったです。本作の吹き替えはまさに“声優祭り”です。皆さん、安心してご覧ください。
内田さん：吹き替え版なら登場人物の目をみたまま、字幕に目線を移すことなく鑑賞できます。吹き替え版を劇場で見られる機会はこれが最後なので、是非映画館でご鑑賞ください！
トークの最後には豪華なオリジナルグッズが当たる抽選会も行われ、まさにファン垂涎の貴重なイベントとなった。
X-MEN最後の壮絶なフィナーレを迎える最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』は、本日6月21日（金）日本公開！
作品タイトル：『X-MEN:ダーク・フェニックス』
出演：ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ジェシカ・チャステイン
監督：サイモン・キンバーグ
配給：20世紀フォックス映画
ハッシュタグ：#ダークフェニックス #最後のXメン
公式サイト：http://www.foxmovies-jp.com/darkphoenix/
コピーライト：(c)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
『X-MEN：ダーク・フェニックス』 大ヒット上映中！
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