【レポート】『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019』招待作品上映ほか、ストーブパーティーには斎藤工が緊急参加!

『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019』迎えた3日目は、招待作品上映と斎藤工セレクション上映にワークショップ、そしてストーブパーティーに斎藤工が緊急参加するなど盛り上がりを見せた。

斎藤工セレクション上映 10:30~

初長編作品「blank13」をゆうばりファンタ2017で上映したことが縁となり、斎藤工さんが、「お世話になったゆうばりのために何かできることはないか」と、自らプロデュースや声優を務めたアニメ作品の上映とワークショップを企画。特にこの日のために製作した「スーパーベジタブルブギ~北海道・北の国から編~」では、ゆうばりメロンの王様(声:斎藤工)が出題する、むちゃぶりな北海道弁クイズに場内は爆笑。ほか、「映画の妖精フィルとムー」(声の出演:斎藤工、板谷由夏)、「こまねこはじめのいっぽ」、「スーパーベジタブルブギ~広島激闘編~」が上映され、63人が楽しんだ。

アニメワークショップ 11:20ごろ~

手作りした人形で「こまねこ」のようなコマ撮りアニメを作ってみませんか?というイメージで、「スーパーベジタブルブギ」制作の職人集団イースト・ファクトリーが、日本を代表するファッションデザイナー芦田多恵の協力のもと、彼女のデザインによる人形作り(ワークショップ)を指導。小さな子供でも作れるキットで、44人もの親子、子供たちが熱心に作業に取り組み、最後にはイースト・ファクトリースタッフからのコマ撮りアニメの方法を座学で学んだ。

招待作品「アナと世界の終わり」(98分)上映 17:45~

アメリカ、スペイン、オランダ、韓国…と、各国の映画祭で上映されるたびに映画ファンを熱狂させてきた「アナと世界の終わり」は、田舎町の女子高生が、ある日突然現れたゾンビと戦う中で「これでいいのか!?」と人生を見つめ直す青春ゾンビ・ミュージカル!奇想天外なプロットに惹かれて訪れた観客で、会場は大にぎわいを見せた。

 

斎藤工inストーブパーティー映画トーク開催 20:45~

これまでに出演作の上映だけでなく、審査員としてや、プライベートでも夕張を訪れている斎藤さん。ストーブパーティーに駆けつけ「スーパーベジタブルブギ」の脚本家はしもとこうじさんや、最新主演作「麻雀放浪記2020」の監督である白石和彌監督と共にトークショーを行った。
「“ゆうばり育ち”ですよ僕は、映画人として育ててくれたのは夕張ですから」と語り、「今後もどんどんゆうばりファンタに届くような作品を作っていきたい」と、自身が作り上げた新作「マンリキ」や「コンプライアンス」について紹介。
また、映画館のない街で映画の上映やライブなどのイベントを行う活動「cinema bird」の紹介をし、この夏に札幌で北海道初の開催があることを発表すると、白石監督が「手伝う!」と名乗りを上げて盛り上がった。声援に応え、何人ものサインに応じ、とことんファンを大切にする姿が、あらためてみんなの心をとらえた一時となった。


ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019
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