ドリームワークス・アニメーション最新作『野生の島のロズ』のスペシャル・イベントが1月29日にTOHOシネマズ 新宿で開催され、日本語吹替版でキラリ役を演じた鈴木福と、本作のスペシャルソング「AlwayS」を担当するNiziUが上映前の舞台挨拶に登壇した。
鈴木は「皆さん今日はありがとうございます。WithU(ウィジュー)の鈴木福です(笑)。NiziUさんはデビューする前からずっとファンで、皆さんと一緒に仕事をするのが目標だったのですごくうれしいです!」とNiziUとの初共演に喜びをあらわに挨拶。NiziUはメンバー全員で観客へ挨拶した。
まず、本作が本年度のアカデミー賞(R)に3部門ノミネートされたことについて、鈴木は「アカデミー賞にノミネートされるような作品とは知らずに収録していましたが、去年の夏くらいにアメリカに実際行った時、この映画の大きな看板が並んでいるのを見て、本国でも盛り上がっているのを感じました。その分、僕たちも日本語吹替版を大切にやったので、皆さんにたくさん観ていただきたいです」と本作が高く評価されていることへの喜びの気持ちを明かした。
続いて、本作のスペシャルソングとして、NiziUの楽曲「AlwayS」が選ばれたことについて、リーダーのMAKOは、「このお話をいただいた時はすごくびっくりしました。「AlwayS」は私たちにとってもすごく大切な曲なので、スペシャルソングに選んでいただいてとてもうれしいです」と喜びを言葉にした。
「AlwayS」が使用された本作の予告編を見て「ぴったりじゃん!」と思ったというRIOは、「鈴木さんが吹き替えされているキラリが飛び立つシーンで、「美しく飛びまわる妖精のように」という歌詞がぴったりだと思いました。また、そのあとに「私たち怖くは無い 信じた先には」というところも、キラリの今後にすごくぴったりだと思いました」と振り返った。
そんな「AlwayS」の入った予告編を見て、鈴木は「本当にぴったりじゃん!と僕も思いました。実際に本編を観ていただくと、よりぴったりだなと思っていただけると思います」とコメントした。
今回、本作の字幕版を全員で鑑賞したというNiziUのメンバー。本作の感想を聞かれたMAYAは、「すごく号泣しました!映画の上映中も席の後ろや横から鼻をすする音が止まらなかったです。映画が終わったあともメンバーみんな大号泣の嵐で、それくらいすごく良い映画だと思いました。また、私たちの楽曲もぴったりだと思いますので、ダブルで泣けて感動が伝わる映画になっていると思います」と全員で大号泣したことを明かした。
またMAYUKAは「なかなかプライベートで9人揃って映画に行けることがないので、いい思い出になりました。普段あまり泣かないメンバーもいるのですが、この映画は9人全員が泣いていました」と全員で鑑賞した際のエピソードを振り返った。
さらに、まだ日本語吹替版を鑑賞していないNiziUのメンバーから、吹替版声優を担当した鈴木へ気になるシーンを質問。NINAから「キラリが初めてロズから離れて飛び立つシーンが、今思い出しても印象的なワンシーンです。あのシーンではどんな思いを込めて吹き替えをしたのでしょうか?」という質問に、鈴木は「キラリは渡り鳥なので、ロズと離れ離れになるという中で、親子の絆を再確認するシーンです。これまでの蓄積された思いや、それを素直に言えない気持ちを表現するのが難しかったです」と吹き替えでの難しい表現を回顧した。
続いて、MIIHIから「私は最後のロズとキラリのシーンがお気に入りで印象に残っています。吹替版を担当された福さんはどのシーンがお気に入りですか?」という質問には、「吹き替え版を一度観たんですが、自分がやっていてどうだったかに集中してしまいました(笑)。まだ全体を楽しめていませんが、キラリとロズの関係がすごく表れるシーンが自分の中では印象に残っています。これからご覧になるお客さんはどのシーンが印象に残るか楽しみです」と印象的なシーンを明かした。
大好きな声優が本作の吹き替えに参加しているというRIKUは、「アニメ『SPY×FAMILY』のアーニャ役を務める種﨑敦美さんが出演されていると聞いて気になっています。本作ではどの役で出演されてんですか?」と尋ねると、鈴木は「ロズを連れ戻しに来るヴォントラというロボットの役を演じています。敵のようなポジションで、アーニャとは全然違う、驚異的な芝居をされているので、ぜひ楽しみに観ていただきたいです」と種﨑の幅広い表現力に賞賛を送っていた。
AYAKAは「日本語吹替版をとても楽しみにしているのですが、字幕版とどのように違うのでしょうか?」と聞くと、鈴木は「日本語吹替版だと言葉の耳馴染みがあるので、キャラクターたちの動きや、森の描写や音楽などに注目して、より感情豊かに観られると思います」と吹替版ならではの見どころをアピールした。
そして、鈴木に教えてもらいたいことがあるというRIMAは、「私たちの母親のような存在のハリセンボンのお二人も吹き替えをされているそうで、絶対に見逃したくないのですが、どういうパートででてくるのでしょうか?すぐ声は分かりますか?」という質問に対し、鈴木は「お二人とも雁の役で出てきます。見逃してほしくないので加えると、割と早めにでてきます(笑)。よく耳をすませて聞いていただきたいです。お上手でした!」と回答した。
さらに当日は、『野生の島のロズ』の世界に「AlwayS」がマッチしたスペシャル映像が初お披露目。
映像上映後に感想を聞かれたMAYAは「目頭が危なかったです(笑)。初めて吹替版声優の皆さんの声を聴けて、歌詞がひとつずつ映画のシーンに重なりました。映画を観た時の感動がよみがえってきて、メンバーもみんな涙が零れ落ちそうになりました」、RIOは「泣いていいならば泣きたかったです(笑)。公開されてからも何度も観に行きたいと思っていて、10回観ても10回違う感覚で観られるんだろうなと思うので、色んな方の心に残る作品になって、私たちの楽曲も愛していただけたらと思います」とそれぞれコメントした。
また先日、NiziUのライブに行って「AlwayS」の生歌も聞いたという鈴木は、「改めてこの楽曲いいなと思って、作品の良さがすごく詰まっている映像だと思いました。ライブでも皆さんの歌を聴かせていただいた時は、自分がここまで収録してきた風景が思い描かれて、ロズとキラリのこのシーンが合うだろうな…と思いながら聴いていました」と楽曲や作品に込める思いを語った。
最後に、MAKOは、「『野生の島のロズ』は小さなお子様から大人の方まで、心に響く作品になっていると思います。今年に入って間もないのですが、今年一番泣ける映画だと私は思います。ぜひ、皆さんもたくさん観てください!」、鈴木は、「すごく楽しんで、感動していただける映画だと思います。何度も観て、色んな角度から楽しんでいただけると思います。そして「AlwayS」を聴いて、また何度でも映画を観て楽しんでいただけると嬉しいです」とそれぞれ挨拶し、会場は大きな温かい拍手に包まれた。
ストーリー
無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズは、キツネのチャッカリとフクロネズミのピンクシッポの協力のもと、雁のひな鳥キラリを育てるうち、心が芽生えはじめる。ロズの優しさに触れ、怪物として彼女を拒絶していた動物たちも、次第に島の“家族”として受け入れていく。いつしか島はロズにとっての“家”となっていくのだった―。渡り鳥として巣立っていくキラリを見送り、動物たちと共に厳しい冬を越えた頃、回収ロボットが彼女を探しにやってくる。果たして、築いてきた動物たちとの絆から引き裂かれようとするロズの運命は!?島の存亡をかけたロズと動物たちの戦いが、いま始まろうとしていた―。
『野生の島のロズ』
日本語吹替えキャスト:綾瀬はるか(ロズ)、柄本 佑(チャッカリ)、鈴木 福(キラリ)、いとうまい子(ピンクシッポ)、千葉 繁(クビナガ)、種﨑敦美(ヴォントラ)、山本高広(パドラー)、滝 知史(サンダーボルト)、田中美央(ソーン)、濱﨑 司(赤ちゃんキラリ)
本国声の出演:ルピタ・ニョンゴ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウほか
監督・脚本:クリス・サンダース
原題:『THE WILD ROBOT』
全米公開:9月27日
配給:東宝東和、ギャガ
(C)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
公式サイト:https://roz-movie.jp/
公式X:@Dreamworks_JP
公式instagram:@dreamworks_jp
公式TikTok:@roz_movie_japan
2月7日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
関連記事
■ 映画『野生の島のロズ』ロズに感情的な変化が訪れる、雁の雛・キラリとの初対面シーン本編映像が公開
■ 『野生の島のロズ』×ガストがコラボ 鈴木福、クリス・サンダース監督らがスペシャルコラボメニューを試食体験
■ 『野生の島のロズ』クリス・サンダース監督が来日 綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子と日本語吹替版完成披露試写会に登壇
■ 子供たちが未来のロボットを考える映画体験プログラム「TOHO CINEMAS BOAT」×『野生の島のロズ』実施
■ 『野生の島のロズ』綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子のアフレコ風景&特別インタビュー映像解禁
■ 【応募終了】ゲスト登壇予定!映画『野生の島のロズ』日本語吹替版完成披露試写会に15組30名様ご招待☆
■ 映画『野生の島のロズ』NiziUの新曲「AlwayS」がスペシャルソングに決定 楽曲入り予告編とNiziUからのコメント公開
■ ハリセンボンが映画『野生の島のロズ』の宣伝アンバサダーに就任 雁の仲間の役で吹替も担当
■ 『野生の島のロズ』綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らが日本語吹替版キャストに決定 本予告映像も解禁
■ ドリームワークス・アニメーション最新作『野生の島のロズ』壮大な冒険が動き出す第一弾予告編が解禁
■ 人間のいない野生の島で、アシストロボットのロズが出会うものとは『野生の島のロズ』ティザービジュアル&新場面写真
■ ドリームワークス最新作『野生の島のロズ』2025年2月公開決定、特報映像解禁