ドキュメンタリー映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』が10月4日(金)より、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都ほかにて全国順次公開される。
2021年5月の11日間。イスラエル軍の空爆により少なくとも67人のガザの子供たちが亡くなった。昨年2023年10月7日にはイスラム組織ハマスとイスラエル軍の対立が激化し、未だ停戦の兆しが見えないまま今も戦闘が続き、犠牲者が増え続けるパレスチナ・ガザ地区。ガザ保健省によると、死亡者数は4万人を超え、そのうちの4割近い約1万5000人以上が子供と発表された。(2024.8.16時点)
攻撃が起こった当時、ニュースを見たイギリス人映画監督マイケル・ウィンターボトムは、パレスチナ人映画監督ムハンマド・サウワーフと協力し、これらの幼い犠牲者を追悼する映画を作ろうと決意。そしてその攻撃からわずか1か月後、サウワーフとウィンターボトムのドキュメンタリー映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』の撮影が開始された。突然大切な人を失った家族や個人の証言やアーカイブを通じて、世界中の子供たちと同様に、希望、夢、野心を持つ、男の子や女の子としてそれぞれの子供たちの物語を語る。音楽は『メッセージ』のマックス・リヒターが手掛けた。
映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』劇場先行試写会5組10名様ご招待!
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メッセージ
戦争の厳しさにもかかわらず、撮影中に家族の話を聞き、子供たちを失った悲しみを目の当たりにしたとき、彼らの反応は戦争そのものの経験よりも私たちにとってつらいものでした
ムハンマド・サウワーフ
遠い国の戦争について聞いても、あまり心配しないのは簡単です。この映画は、子どもたちと、彼らを悲しむ家族に声を与えようとしています。人々が彼らの話を聞けば、彼らは忘れ去られることはないでしょう
マイケル・ウィンターボトム
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10月4日(金)より、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都 ほか 全国順次公開