
大勢の子供たちが教室で学び、休み時間に校庭を元気よく駆け回る学校は、みずみずしい生命力に満ちあふれた場所だ。ところが小さな子供の目を通してその日常を写し取ると、多くの大人たちが抱くイメージは打ち砕かれる。ベルギー映画『Playground/校庭』は、どこにでもありそうな小学校の敷地内に舞台を限定し、全編を主人公である7歳の少女の視点で紡ぎ上げた生粋の“学校”映画だ。
その徹底された演出手法は、さながら没入型のスリラー映画のような並外れた緊迫感と臨場感を生み、子供にとってあまりにも過酷な現実を生々しくあぶり出す。
目次
『Playground/校庭』トークイベント付き特別試写会10組20名様ご招待!
プレゼントは終了しました











『Playground/校庭』
出演:マヤ・ヴァンダービーク、ガンター・デュレ、カリム・ルクルー、ローラ・ファーリンデン
監督・脚本:ローラ・ワンデル
2021年/ベルギー/フランス語/72分/ビスタ/5.1ch/原題:Un Monde/英題:Playground/日本語字幕:岩辺いずみ/提供:ニューセレクト/後援:駐日ベルギー大使館/映倫区分:G
配給:アルバトロス・フィルム
(C)2021 Dragons Films/ Lunanime
公式サイト:playground-movie.com
公式X:@playground_film
3月7日(金) 新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開