映画『空の瞳とカタツムリ』が2019年2月23日より、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開となる。
求めあうがゆえに傷つけあうしかなかった男女4人ー。難しい役どころにも屈せず全身で果敢に挑んだ二人のヒロイン縄田かのんと中神円、そしてふたりの友人役の三浦貴大、孤独な青年を演じた藤原隆介の4人で描く10代、20代の頃に感じる迷いや焦り、モラトリアムな時間と青春のおわりを繊細なタッチで映し出していく。
この公開を記念して、映画『空の瞳とカタツムリ』全国共通劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント!
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
※応募締切:2019年2月17日(日)
【プレゼント名/ご当選者数】
映画『空の瞳とカタツムリ』全国共通劇場鑑賞券/3組6名様
※プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
男でも女でもない雌雄同体の心。カタツムリのようにたゆたう4人の愛と性。
ふれたい。ふれたくない。雌雄同体のカタツムリは交尾の際に鋭い矢「恋矢れんし(Love dart)」」を互いに突き刺しあう。この矢は交尾相手の生殖能力を低下させ、寿命すらもすり減らす。
埋められない虚無感に耐えきれずいつも違う男と寝る、夢鹿むじか(縄田かのん)と極度の潔癖症で夢鹿以外、ほかの誰にも触れることのできない十百子ともこ(中神円)。そして、夢鹿に想いを寄せつつも堅実に生きようとする貴也たかや(三浦貴大)。求めあうがゆえに傷つけあうしかなかった男と女。
そんな中、十百子は夢鹿に紹介されたピンク映画館でアルバイトを始めるが、行動療法のような日々に鬱屈していた。そこに出入りする青年、鏡一きょういち(藤原隆介)は、満たされなさを抱える十百子に心惹かれていく。
本作のタイトル『空の瞳とカタツムリ』は、故・相米慎二監督の遺作『風花』のタイトル変更案として最終候補まで残ったもの。
監督は、映画『サンデイドライブ』『フレンチドレッシング』など脚本・監督と二足の草鞋で活躍する斎藤久志。脚本を務めたのはテレビドラマ『深夜食堂』シリーズで脚本家デビューを果たし、本作が初のオリジナル映画脚本の荒井美早。
触ろうとすれば、するりと逃げる儚い青春のおわり。ぜひ、大きなスクリーンでご覧いただきたい。
Staff COMMENT
「懐かしい。ロマンポルノだね」と観た人が言ったと聞きました。確かにこの物語を作った荒井美早さんのお父さんは荒井晴彦さんです。そのDNAが流れているのかもしれません。勿論、ロマンポルノを僕も観て育ちましたし、尊敬すべき作品も沢山あります。だからその言葉を否定するつもりはありません。しかしこの物語を作っている時に美早さんと話していたのは大島弓子さんの事でした。
女の子を女の子のまま大人にしてくれない社会に「少女漫画」と言う手法で果敢に挑み続けた孤高の漫画家・大島弓子さんの作品群は僕のバイブルです。美早さんの話を聞きながら大島さんの傑作「バナナブレッドのプティング」を思い出していました。そして「バナナブレッドのプティング」の中での最後の問い、「男の子に生まれた方が生きやすいか、女の子に生まれて方が生きやすいか」の答えを出す作品になるのではないかと密かに思っていたのです。
生きると言うことは試練です。父と同じ職業を選択した美早さんはその試練と格闘しながらこの物語を作りました。話し合いの中で、何者でもなかった頃の自分を、美早さんは「気高かった」と言いました。その言葉が大島さんを連想させたのかもしれません。
何かと戦っていることの試練。普通に生きることの試練。どちらが生きやすいのでしょうか?
もしかしたら性をモチーフに社会と向き合う女性を描き続けていたロマンポルノと、女の子が女の子のまま生きていけることを描き続けた大島弓子さんの世界は繋がっているのかもしれません。
監督 斎藤久志
10代のころの苦しみと、20代のころの迷いを思い出しながら書きました。
映画完成までは紆余曲折あり、面と向かうことに抵抗のあった時期もありましたが、こうして久しぶりに向きあってみると昔の恋人のように懐かしい、いとしさすら感じるものです。
好きな人の心と体、どちらかしか手に入らないとき、何を求め、どうすれば救われるのか。この映画が問いであり、答えとなりますように。
脚本 荒井美早
誰もが一度は通る痛みを、鮮烈に描いた新しい愛の物語——
ストーリー
祖母の遺した古いアトリエでコラージュ作品を作り続ける岡崎夢鹿(縄田かのん)は、消えない虚無感を埋めるため、男とならだれとでも寝るが、一度寝た男とは二度と寝ない。一方、夢鹿の美大時代からの友人である高野十百子(中神円)は極度の潔癖症。性を拒絶し、夢鹿にしか触れられない。そして二人の友人、吉田貴也(三浦貴大)は夢鹿への想いを捨てきれないまま、堅実に生きようと努めていた。
学生時代とても仲がよかった三人。しかし月日が経つにつれ、バランスは少しずつ崩れていった。そんな中、十百子は夢鹿に紹介されたピンク映画館でアルバイトを始めるが、行動療法のような日々に鬱屈していく。その映画館に出入りする青年、大友鏡一(藤原隆介)は、満たされなさを抱える十百子に心惹かれていく。
夢鹿と十百子、永すぎたモラトリアムは終わろうとしていた・・・。
作品タイトル:『空の瞳とカタツムリ』
出演:縄田かのん 中神円
三浦貴大 藤原隆介 利重剛 内田春菊 クノ真季子 柄本明
監督:斎藤久志
脚本:荒井美早
企画:荒井晴彦
タイトル:相米慎二
製作:橋本直樹/松枝佳紀
プロデューサー:成田尚哉
製作:ウィルコ/アクターズ・ヴィジョン
制作プロダクション:ウィルコ/アルチンボルド
英題:Love Dart
[2018/日本/カラー/DCP/5.1ch/120分] 映倫:R15
配給:太秦
公式サイト:www.sorahito.net
コピーライト:(c)そらひとフィルムパートナーズ
2019年2月23日(土)池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
プレゼント応募要項(Twitterからのご応募)
※プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
【プレゼント名/ご当選者数】
映画『空の瞳とカタツムリ』全国共通劇場鑑賞券/3組6名様
【応募条件】
◎Twitterのアカウントをお持ちの方
◎応募要項の「※注意事項」にご同意いただける方
【応募方法】
@anemo_movieをフォロー&プレゼントの記事をRT → 応募完了です!
【鑑賞券プレゼント】
男女4人の愛と青春を叙情的に描きだす、映画『#空の瞳とカタツムリ』2月23日(土)公開記念✨全国共通鑑賞券を3組6名様に🎁😍フォロー&RTで応募完了です!
▼作品詳細はこちらへhttps://t.co/2bJTJ3Dupg
締切2/17#縄田かのん #中神円 #三浦貴大 #藤原隆介 #柄本明 #斎藤久志 pic.twitter.com/jnvmFXe0V7— 映画 アネモ編集部 (@anemo_movie) January 31, 2019
【応募締切】
2019年2月17日(日)
【当選発表】
応募締切後2日以内(※締切日が「土日・祝」前日となる場合は、翌営業日にご連絡いたします)に、応募者様の中から厳正な抽選のうえ当選者を決定し、当選者の方にはTwitter(@anemo_movie)のDM(ダイレクトメッセージ)にて通知させて頂きます。
また当選通知の際に、当選者の方に対し、発送に必要なお届け先情報(お名前、郵便番号・住所等)を別途、お伺いしますので通知メール内に記載される期限までにご回答ください。
なお、WEBサイトからご応募頂いた当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※当選発表は行いませんので、予めご了承くださいますようお願いいたします。
※フォローは解除されないようご注意ください。また、DMは「すべてのユーザーからDMを受け取る」の設定をオンにしてください。
※都合により当選通知のご連絡が遅れる場合もございます。予めご了承ください。
【ご注意事項】
※お一人様につき1回のご応募とさせていただきます。
※ご応募は日本国内在住の方に限らせていただきます。
※賞品の発送先は日本国内に限らせていただきます。
※当選された方には、Twitterのダイレクトメッセージにてご連絡させていただきます。後日、お名前、郵便番号、ご住所などの発送先情報をお送りいただく必要がございますので、予めご了承ください。
※当選通知後、指定の締め切り日までにお届け先情報のご連絡がなかった場合は辞退とみなし、当選の権利は無効となります。他の方に権利を移行させていただきますのでご注意ください。
※当選者様の個人情報取得後、同一人物または同一住所による重複当選が発覚した場合には、2当選目より無効とさせていただきます。
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