その不調、貧血じゃない? 甘く見ると大変なことに!

みなさんは貧血というとどんなイメージを浮かべますか?
「ふらふらする」「疲れやすい」「朝すっきり起きられない」…など、なんとなくイメージは持っていても、どうしたら治るのかを知っている人は多くないのではないでしょうか?
貧血は特に女性に起こりやすい症状。そしてほおっておくと大きな病気を見逃してしまうかもしれません。もしかしたら貧血かも?と思ったら対処できるように、しっかりと知っておくことが大切です。

記事提供:alluxeweb.com

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貧血はどうして起こる?

貧血は血液中のヘモグロビン(赤血球の中にあるタンパク質)が減少して起こります。ヘモグロビンは血液が酸素を運ぶ役割を担っています。

すなわち、ヘモグロビンが足りなくなると、全身に酸素がいきわたらなくなって低酸素状態に。酸素の薄い高山に登った時など、動悸や息切れが起きますね。それとおんなじです。
特に女性は月に一度血液をたくさん失うので、貧血になりやすい…というわけです。

貧血が美容に及ぼす悪影響!

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貧血になると「だるい、眠い」「イライラする」などに加え、見た目にも影響が出てきます。

■顔色が青白く、肌荒れしやすい
■枝毛や抜け毛の増加
■爪がスプーン状に反り返って、割れたり欠けたりしやすい

などです。その他、生理不順になることもありますので、早めに対処しましょう。

いつものこととあきらめないで。貧血は治ります

生理の度ごとに体調が悪くなるあなた、「仕方がない」と思っていませんか? 毎回「起き上がれない」「外出先で気分が悪くなる」「痛みどめを飲んでも効かないほどの痛みがある」という人は、がまんしないで今すぐ病院へ。

< 鉄欠乏性貧血 >
貧血のほとんどは、鉄分が不足している「鉄欠乏性貧血」です。
血液検査を行い、「鉄剤」を処方してもらいます。この時の注意としては、お茶やコーヒーと一緒に飲まない事、それと排出物(大)の色が黒くなること(!)です。

どこの病院に行ったらいいの?

画像03貧血になるほどの出血があるのは、もしかしたら女性特有の病気が隠れているのかもしれません。例えば子宮筋腫などがある場合、通常より出血の量が増えたり、長引いたりします。
そういった心配がある人は、迷っていないで婦人科へ行きましょう。最初は行きづらいと思うかもしれませんが、体調に心配事のある女性なら一度は行ってみるとよいですよ。もちろん貧血は治療してくれますし、そもそもの貧血の原因を調べることができます。
※一般的に「産科」は赤ちゃんを産みたい人が行くところ、「婦人科」は女性特有の病気を診てくれるところです。産婦人科はその両方を兼ねています。

女医さんが診てくれる婦人科もたくさんあります。インターネットなどでしっかり調べて行きましょう。同じ女性として、よりよいアドバイスをもらえる相性ぴったりのドクターが見つかったら、一生頼りになることまちがいありませんよ。

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