映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している「映画パンフは宇宙だ」発刊の映画副読本 vol.4「バースデイだけど死にまくりでアンハッピーだけど新しい自分に出会えてハッピー about HAPPY DEATH DAY/2U」が、10月15日(木)21:00より発売される。
今回取り上げる作品は、『ゲット・アウト』、『スプリット』など、新感覚ホラーを立て続けに大ヒットさせる製作会社ブラムハウスが手がけた、地獄のタイムループ・ホラー『ハッピー・デス・デイ』(日本公開2019年)、とその続編『ハッピー・デス・デイ/2U』(日本公開2019年)だ 。
「ホラーなのに笑って…泣ける!」「こんなオチだなんて!続編はさらに斜め上行く驚きの展開!」と大きく話題を呼んだ作品だが、劇場公開時に映画パンフレットの販売がなかった本作。「もっと作品について知りたい!」という渇望がファンを突き動かし、この度のファンブック制作が決定した。
本書は、これから作品を観る人はじめ、シリーズのファンの方のいずれもが楽しめるよう、ガイドに始まり、深掘りから考察まで、多彩なゲストによる魅力あふれるコンテンツで構成されている。
さらにクリストファー・ランドン監督への独占インタビューでは、自身のキャリアに関する話題から、待望の3作目に関するコメントも掲載されており、映画ファン必見の内容に。
観てから読んでよし、読んでから観てもよし。
映画と同じくループのように何度も繰り返し味わっていただきたい一冊に仕上がっている。
『ハッピー・デス・デイ』『ハッピー・デス・デイ/2U』とは
『ハッピー・デス・デイ』(日本公開2019年)
パーティではめをはずし、教授とは不倫。勝手気ままに生きている大学生ツリー。誕生日の朝、見知らぬ男の部屋で目覚めるが、それは「覆面の誰かに殺されて終わる」同じ一日を繰り返す悪夢の始まりだった。殺人鬼は誰なのか。なぜループするのか。謎に迫る中でツリーは思いもよらない事実に気づく。
『ハッピー・デス・デイ2U』(日本公開2019年)
殺人鬼に勝って誕生日のループから抜け出し、素敵な恋人にも出会えたツリー。ところが、この幸せは長く続かなかった。別の人間に起こったループが、あることを契機にツリーに移転してしまい、ツリーは再び殺人鬼のいる誕生日のループへ。今度の原因は何なのか?仲間とともに謎に挑む。
◆内容
・イントロダクション
山口雅也氏(推理作家)
・大学対抗!SF 研OB ラウンジトーク
大森望氏(翻訳家)
堺三保(翻訳家)
添野知生(映画評論家)
柳下毅一郎氏(映画評論家)
・死体で魅せるHDD/2Uの世界
夜住アンナ氏(ホラープロデューサー)
・徹底解剖『2U』!サイエンスQ&Aセッション
大関真之氏(東北大学大学院准教授)
・スペシャル漫画
しりあがり寿氏(漫画家)
・独占インタビュー
クリストファー・ランドン監督 ほか
◆仕様
タイトル:バースデイだけど死にまくりでアンハッピーだけど新しい自分に出会えてハッピー about HAPPY DEATH DAY/2U
全ページフルカラー/サイズ:182mm×182mm
ページ数:28ページ
発行・著作:映画パンフは宇宙だ(PATU)
価格:【STORES 限定】特別版918円/通常版700円(いずれも税込)
※STORES にて発売する数量限定版は、両面カラーのミニポスター、映画の世界をボードゲームで遊べる付録が付きます。冊子の内容は通常版と同一です。
発売日:2020年10月15日(木) 21:00
販売サイト:映画パンフは宇宙だ STORES(https://pamphlet-uchuda.stores.jp)
「映画パンフは宇宙だ」とは
2018年に設立された、映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的に活動する有志団体です。50名のメンバーとともに、イベントの企画、パンフレットの編集、書籍の出版、SNS配信などを通じてパンフレット文化の魅力を発信しています。
初の自主出版書籍であるアリ・アスター短編解説読本『”I HOPE THAT PEOPLE WILL FEEL UNSETTLED.”』は一夜でインターネット販売分が完売。『ミッドサマー』公式Blu-rayのリーフレットでも一部編集を担当。2020年7月には業界初の“映画パンフ専門誌”となる『PATU MOOK』を創刊。グラフィックデザイナーの大島依提亜さんを特集し、こちらも第3版まで増刷されるなど好評を博しました。今後も、日本の映画文化における“豊かさの象徴”ともいえる映画パンフレットの面白さを届けるため活動を続けてまいります。
・公式ホームページ:https://pamphlet-uchuda.com
・公式ツイッター:https://twitter.com/pamphlet_uchuda
<「映画パンフは宇宙だ」刊行物>