ドキュメンタリー番組「ベッキーと未知との対話」が、3月2日(土)14時15分からテレビ熊本にてオンエアーされるのを皮切りに、全国5局で放送されることが発表された。
『一番自由なのは絵描いてる時です。圧倒的に』
『本当の自分でいられる感じが、最高なんですよね、私は絵に救われたから、本当に』
そう語るベッキーは、タレント業と並行して個展を開くなど、アート活動も精力的に行っている。ベッキーを中心に、この日初めて顔を合わせる6人が、1泊2日で巨大な絵を描き上げていく。
参加者は、大学生で演劇を主宰する視覚障害者の関場理生。大学で手話講師を務める聴覚障害者のかえで。3年前に歯肉がんを患った80歳の原田泉。アメリカで生まれ、現在は日本の大学で英語を教えているディラノ。車椅子ジャーナリストとしてマイノリティの取材を続ける徳永啓太。
年齢も性別も出身もバラバラの6人は、手話や筆談も含めて、互いの手を取り合いながら対話の方法を見つけていく。台本も筋書きもない撮影の中で、障害との向き合い方、年齢を重ねる意味、結婚にまつわる話もしながら、6人はそれぞれに心を開き、ベッキーも、アートとの出会い、ハーフであることで心ない言葉を投げ掛けられた過去など、自身のことも包み隠さずに話していく。
制作陣には映画を生業にするスタッフが集結している。ディレクターを務めたのは、映画「世界でいちばん悲しいオーディション」の監督を務め、ドキュメンタリーの映像作家として存在感を発揮する岩淵弘樹氏。
撮影は、映画「リリイ・シュシュのすべて」「リップヴァンウィンクルの花嫁」など岩井俊二監督作の撮影を行う神戸千木氏が担当。企画・プロデュースは、映画「アイスと雨音」「君が君で君だ」のプロデューサーを務める阿部広太郎氏が担う。
番組のナレーションは、ジャーナリストの堀潤氏が担当。音楽は、ミュージシャンのoono yuuki氏。真っ白なキャンバスから、どんな結末を迎えるのか、最後まで目の離せないドキュメンタリーになっている。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目前に、広く使われるようになった「ダイバーシティ」という言葉。あらゆる価値観が混ざりゆくこれからの時代、果たしてどんな絵が完成するのか?そして彼らはどんなことを考えたのか?ぜひご期待いただきたい。
■番組概要
出演:ベッキー、関場理生、かえで、原田泉、カネギター マンフレッド ディラノ、徳永啓太
ナレーション:堀潤
音楽:oono yuuki
ディレクター:岩淵弘樹
企画・プロデュース:阿部広太郎(電通)
(c)テレビ熊本
■放送局・放送時間
テレビ熊本:3月2日(土)14:15~15:30
テレビ西日本:3月2日(土)16:15~17:30
フジテレビ:3月8日(金)26:55~28:10
東海テレビ:3月12日(火)25:50~27:05
関西テレビ:3月13日(水)26:33~27:48
■特設サイト:http://michitonotaiwa.jp/