TEAM NACSの出身地である北海道を盛り上げる応援企画であり、また彼らの結成25周年とＷＯＷＯＷの開局30周年を記念したプロジェクト「がんばれ！TEAM NACS」。その一大プロジェクトとして音尾琢真が学生時代から温めていた企画である“戦隊ヒーロー”「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」が、長い年月を経て、音尾自身の初監督作品として実現する。
この度、誰もが知っているあの名作映画をオマージュしたヒーローのコスチュームが解禁され、本家の天才科学者の名前が由来の“ドクレッド”をリーダーの森崎博之、“ドクブルー”を大泉洋、“ドクピンク”を戸次重幸が熱演する。そして、悪役キャラクター“バフン男”の中身が安田顕であることが明らかになった。
しかし、この「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」が対峙するのはこの“バフン男”だけではない。本家を代表するあのタイムマシーンが、その名も“女帝デロリアン”として悪役キャラクター化。演じるのはＷＯＷＯＷを代表するドラマシリーズ「コールドケース」の主演女優で、本日2月3日(水)に誕生日を迎える吉田羊だ。
誰もが一度は乗りたいと思ったあの名車を身に纏い、「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」の3人の前に立ちはだかる吉田。一体どんなバトルが繰り広げられるのか─。
この強力な布陣を前にメガホンをとる音尾だが、自身のこだわりが爆発して何やら撮影現場は不穏な空気に…。TEAM NACSはこの局面を一体どう乗り越えるのか注目だ。
吉田羊 コメント
―オファーを受けた時の心境
出身も劇団も違うのに、私は何故かNACSの皆様を仲間と思っている節があり、
彼らの周年作品ならば無条件に参加する、と当たり前のようにお引き受けしました。
―“女帝デロリアン”を演じて
完全なる「変身」をして演じるラスボスなんて、後にも先にもこれっきりでしょうから、楽しんでやらせて頂きました。
でも、女帝デロリアンが本当は一体何を目論んでいる悪者なのか、未だに分かっていません…
―“女帝デロリアン”の衣装や、ここを見てほしいなどこだわりのポイント
私が演じると分かると、美術の平井さんが頭に羊の角を模した被り物を付けて下さいました。
架空のキャラクターだけど、リアルと地続きなところが憎いです。
因みに、車の着ぐるみを脱ぐと全身黒で、ギャルソンの新シリーズみたいでカッコいいんですよ。
―音尾監督の演出で印象に残っていること
演出…されたかな…笑
馬糞の粘質にひどくこだわりがある、というのは覚えてます。
―TEAM NACSメンバーとの共演について
デロリアン姿の私を見たNACSの皆さんが、呆れたり笑ったりしながらも「何で引き受けたの？」と心配してくれました。
やっぱり優しい人たちです。改めて、大好きだなぁと思いました。
―視聴者へのメッセージ
TEAM NACSの魅力を再確認できる名（迷）作です。どこからが本当でどこからが台本？と混乱しながら、ぜひお楽しみください。